デュエルマスターズ │ メタゲーム考察 │ すめらぎ【2019年5月】

今回はすめらぎさんから殿堂環境でのメタゲーム考察記事をラッシュメディアにいただきました。


こんにちは、すめらぎ(sumeragi48)です。
今回は5月18日、19日のCS結果を振り返りつつメタゲームについて考察していこうと思います。

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現環境の把握

まず最近の環境は「赤白轟轟轟」「ジョラゴン」「チェンジザドンジャングル」の三つ巴環境だと考えています。

速度もあり、《BAKUOOON・ミッツァイル》と《Dの牢閣メメント守神宮》を搭載したことによりロングゲームにも対応することが出来始めた「赤白轟轟轟」が最大母数。
次いで、後ろ寄りや受け寄りのデッキに対してループや数の展開で押せる「ジョラゴン」と、早いデッキに対して《Dの牢閣メメント守神宮》と《ドンジャングルS7》で蓋をできる「チェンジザドンジャングル」が流行っている印象でした。

僕自身はこの中の「ジョラゴン」を使用してこの2日間のCSに参加していましたが、いくつかのCS結果を見つつ振り返っていきましょう。

5月18日

第1回 藤ホビCS

引用元<https://twitter.com/HBSTfujisawa>

優勝:白青緑チェンジザドンジャングル
2位:緑ジョラゴンジョーカーズ
3位:ジョラゴンジョーカーズ
4位:青赤クラッシュ覇道

このCSは最近では珍しく「赤白轟轟轟」がベスト4に残っていない結果となっていました。
優勝者のリストはこちら

このリストは通常の「チェンジザドンジャングル」のテンプレとは少し違ったところがあり、それはドンジャングルS7》と《ソーナンデス》を4枚と2枚で多めに枚数を取っているところです。
ジョーカーズ対面などにマッハファイターなどで盤面を取ったり、「赤白轟轟轟」相手などは早い段階にて《ソーナンデス》から《ドンジャングルS7》を立てることにより越えられない壁を作ることが明確な勝ち筋になるのが狙いでしょう。

第3回デュエルマスターズレプトン出汐店CS

引用元<https://twitter.com/lepton_deshio>

優勝:白赤轟轟轟ミッツァイル
2位:ジョラゴンジョーカーズ
3位:白青緑チェンジザドンジャングル
4位:白赤メタリカミッツァイル

ここのCSでは最近流行りの《BAKUOOON・ミッツァイル》と《Dの牢閣メメント守神宮》を搭載して「赤白轟轟轟」通称TIGHT式のリストが結果を残していました。

ロングゲームも出来、先ほどの2枚のカードのおかげで不利な状況も覆せたりするのがこのリストの凄いところです。
同型対決でも《Dの牢閣メメント守神宮》の有無で勝率もガラっと変わりますのでそこにも差が付いてるのは良いですね。

3位の「チェンジザドンジャングル」には藤ホピCSの結果と同じで《ソーナンデス》が2枚取られていました。
同型にマッハファイターとしても機能しますし、2枚取ることによって早期にジョーカーズチェンジして《ドンジャングルS7》からアドバンテージを広げる動きは強そうですね。

第64回WINNERSチャンピオンシップ

引用元<https://twitter.com/dosukooitaisei>

優勝:白青赤緑チェンジザドンジャングル
2位:白赤轟轟轟ミッツァイル

こちらのCSでも環境上位デッキが安定して上位入賞していますね。

最近流行りの赤入りの「チェンジザドンジャングル」ですね
《超次元ボルシャック・ホール》を採用することにより苦手な対面に対応。
こちらでも《ソーナンデス》が2枚採用されていますね。

5月18日の殿堂構築のCSでは「赤白轟轟轟」と「チェンジザドンジャングル」がよく勝っている印象でした。
「ジョラゴン」に関してはベスト4にはちょこちょこ残っていますが、優勝には届いていないようです。
苦手な「赤白轟轟轟」の母数増加と「チェンジザドンジャングル」に関しても構築を寄せてきているものが多かったためでしょうか。
僕自身も5月18日は「緑ジョラゴン」をCSで使用しましたが2位止まりでした・・・。

・5月19日

第6回 BOOKSあんとくCS

引用元<https://twitter.com/mizumatoreca>

優勝:白赤轟轟轟ミッツァイル
2位:白赤轟轟轟ミッツァイル
3位:白黒緑バラギアラ
4位:ジョラゴンジョーカーズ

優勝リスト

こちらのCSはTIGHT式の「赤白轟轟轟」が1、2フィニッシュ。
デッキパワーの高さが伺えます。

3位と4位のデッキタイプはどちらかと言えば「赤白轟轟轟」を苦手としているデッキタイプだったこともあり勝ちきれなかったようです。

第41回193名駅DMCS

引用元<https://twitter.com/meieki_193TCG>

優勝:赤緑カウンタージョーカーズ
2位:青赤クラッシュ覇道
3位:ジョラゴンジョーカーズ
4位:白赤轟轟轟ミッツァイル

この結果は衝撃的でした。

なにが衝撃だったかっていうとこちらの優勝者のデッキリストです。

俗に言う「ジョラゴン」とは全く異なるスタンスのデッキとなっています。
まず気になったのは受け札の多さ。
シールドトリガーを14枚このデッキでは搭載しております。

これにより苦手とする「赤白轟轟轟」にもシールドから返せる状況が多くなっっていると思います。
他にも珍しく《ドンジャングルS7》と《オラマッハ・ザ・ジョニー》を搭載することにより「赤白轟轟轟」に明確に勝ち筋が増えていますね。

第36回 ババロコCS

引用元<https://twitter.com/batolocobaba>

優勝:白赤轟轟轟ミッツァイル
2位:青赤クラッシュ覇道
3位:青赤クラッシュ覇道
4位:白赤ミッツァイル

こちらのCSでは「赤白轟轟轟」と「赤青クラッシュ覇道」がベスト4を占めていました。
このCSには僕自身も出場していたのですが、本戦は16人上がりのところ「ジョラゴン」が1人も上がっていなかったんですよね。
特にTIGHT式の「赤白轟轟轟」のシェア率が高く、「ジョラゴン」は肩身の狭い環境だったと思います。

優勝リスト

観戦していて思ったのが、やはりDの牢閣メメント守神宮》が強いということ。

「赤青クラッシュ覇道」が先に《“必駆”蛮触礼亞》から《勝利龍装クラッシュ”覇道”》を走らせてもシールドから《Dの牢閣メメント守神宮》が絡んでしまうと「赤青クラッシュ覇道」側はリソースがキツく、もたついている間に「赤白轟轟轟」側はゲームプランを決めて《BAKUOOON・ミッツァイル》を絡めつつ打点形成を行えていました。

第6回カードボックス秋葉原店デュエマCS

引用元<https://twitter.com/cardbox_akiba>

優勝:緑ジョラゴンジョーカーズ
2位:白赤轟轟轟ミッツァイル
3位:白青黒クランヴィアデリート
4位:黒単卍デ・スザーク卍

こたらでは「ジョラゴン」が結果を残していました。
リストはこちら

決勝は「赤白轟轟轟」対面だったようですが、このリストは《バイナラドア》と《マン・オブ・すて〜る》を採用してシールドトリガーを多めにしていました。
そこで相手の攻撃を受けつつ、3枚採用されている《ソーナンデス》から早期に《ジョット・ガン・ジョラゴン》などにチェンジしつつ盤面をしっかり形成することでテンポが取れそうですね。

総括

振り返ってみてやはり「赤白轟轟轟」が頭一つ抜けていると感じました。

母数が多いこともありますが、TIGHT式のリストの安定感が凄まじく、各地で結果を残しています。
それに伴って「チェンジザドンジャングル」や「ジョラゴン」も構築を寄せている印象が見て取れました。
ダークホースというものもこの週は少なく、まだこの三つ巴環境は変わらずという感じでしょうか。

僕自身は「ジョラゴン」を使ってさくらCSを2位、ババロコCSを21位で終わってしまったので、次は環境の穴を突けるデッキなどを探しつつもっと結果を残せるようにしていきたいと思います。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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