デュエルマスターズ │デッキ解説│ おんそく【GPベスト8の4C万軍投】
おはようこんにちはこんばんは
GPで狂いに狂った生活リズムを徐々に戻しています、おんそく(@onsoku0503)です。
今回は僕がGPで使用した4c万軍投を紹介したいと思います。
GPに向けた構築なので少しCS等では使いづらい部分もあるかもしれませんが、それも込みで解説します。
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■デッキリスト:4c万軍投
4c万軍投 | |
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デッキリスト | |
4 x 《とこしえの超人》 3 x 《悪魔妖精ベラドンナ》 2 x 《空間型無限収納ストラトバッグ》 2 x 《イデア・パラドックス》 4 x 《天災デドダム》 3 x 《一王二命三眼槍》 3 x 《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》 2 x 《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》 3 x 《絶望と反魂と滅殺の決断》 1 x 《神の試練》 4 x 《“魔神轟怒”万軍投》 3 x 《流星のガイアッシュ・カイザー》 3 x 《闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》 1 x 《時の法皇ミラダンテXⅡ》 2 x 《勝利龍装クラッシュ”覇道”》 |
・超次元ゾーン 3 x 《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒 ドギラゴンX》 4 x 《時空の禁断 レッドゾーンX/終焉の覚醒者 レッドゾーンBSR》 1 x 《超時空ストームG・XX/超覚醒ラスト・ストームXX》 ・GRゾーン 2 x 《サザン・エー》 2 x 《天啓 CX-20》 2 x 《クリスマⅢ》 2 x 《回収TE-10》 2 x 《全能ゼンノー》 2 x 《カット丙-二式》 |
というわけで早速ですが僕がGPで使用した4c万軍投について解説します。
めでたく勝ったデッキではありますが、環境トップ!最強デッキ!とまでは言わないです。
・4c万軍投の基本的なムーブ
基本はマナブースト+メタカードを組み合わせて4〜5ターン目を目安に《“魔神轟怒”万軍投》を絡めリソース差を広げるデッキです。
その上で今回は環境に合わせて「ガイアッシュ覇道」ギミックを採用してカウンター要素を強めています。
・このデッキの使用理由
ます自由枠がめちゃくちゃ多いことが一つ挙げられます。
これは極論ですが《とこしえの超人》、《天災デドダム》、《“魔神轟怒”万軍投》が各4枚入って、色バランスさえ取れていればこのデッキは【4c万軍投】として成り立ちます(と思ってます)。
自由枠が多いと言うことは他の人の想定外のカードを多く採用することが出来ます。
つまり初見殺しがしやすくなると言えます。
環境的な立ち位置をすると、正直デッキコンセプトとしてはめちゃくちゃ立ち位置が良いというわけではないです。ただ、上記の自由枠が多いという部分は特定のデッキタイプなどに寄せた構築にすることも可能です。
そのため、環境トップデッキに明確な不利にはならないような構築を意識しました。
初見殺しがしやすく、明確な不利対面が少ない。
GPに対して相性がいいデッキコンセプトだと思います。
カード紹介
《とこしえの超人》《空間型無限収納ストラトバッグ》
メタカードです。前述の通り、このデッキはブーストとメタカードを利用して《“魔神轟怒”万軍投》を6コストの状態で唱えるのが基本的なゲームプランです。
特にとこしえの超人は多色をマナに逃し続けながらプレイすることが可能で、浮いた1マナで盤面に添えることが出来たり、アドバンス環境ではGRや超次元を止めることも可能で、広い対面に刺さることもあり優先的に4枚入れるカードだと思います。
《空間型無限収納ストラトバッグ》は元々はサガループに対するメタカードで、《勝熱と弾丸と自由の決断》のようなカード除去がなければ基本的にループを阻止することが出来るのが利点です。
その上で《DG-パルテノン~龍の創り出される地~》と違い自然文明を持ち、自身へのプレイ制限なども無く、《クリスマⅢ》との相性も良いのもグッドポイントです。
また、《空間型無限収納ストラトバッグ》によるマナ送りは置換による除去になるので、スター進化クリーチャーや《FORBIDDENSTAR-世界最後の日-/終焉の禁断ドルマゲドンX》のような除去耐性持ちも一回で除去出来るのは明確に強い点でしょう。
サガループ以外にも革命チェンジや《勝利龍装クラッシュ”覇道”》のEXターンなどの破壊誘発系統を封じることが出来たりと、想像の倍以上の対面で有効に使うことが多かったので採用を決めました。
《空間型無限収納ストラトバッグ》は《とこしえの超人》の5枚目枠と考えていて、《とこしえの超人》と合わせて先攻3t(後攻2t)目に引ける確率が7割程欲しかったのでこの枚数にしました。サガループにしか刺さらなかったら確率を下げてでも1枚採用に抑えてたと思います。
実際このカードの活躍で当日は3.4戦は勝っているのでかなりMVP寄りの1枚ですね。
《天災デドダム》《悪魔妖精ベラドンナ》《闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》
ブースト枠。基本的に3t目までに1枚打てれば良いので合計で10枚に抑えています。(90%以上で打てます)
《天災デドダム》はほぼ説明不要だと思いますが、安定してプレイしやすくするため、水闇自然のカード枚数と、その文明の単色枚数には気をつけています。(水16闇15自然24 内単色13)
《悪魔妖精ベラドンナ》は初動としてだけではなくハンデスとしても使用でき腐りにくいのが強みで、後述する《絶望と反魂と滅殺の決断》との相性も良く、上振れムーブの2ブースト→3ブースト→4t万軍投にも貢献してくれます。
《闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》は元々は4枚だったんですが、サガループに対して最速ループを1ターンだけ延命してくれるくらいでしか無く、延命後も強い動きが少なかったので徐々に減らして2枚まで削ったのですが、後述するループフィニッシュの際に2枚必要で3枚に戻りました。
《闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》を2枚に減らした時は、1枠は《悪魔妖精ベラドンナ》にしたかったのですが、単色枚数の都合で《フェアリー・Re:ライフ》を減らしていました。
《一王二命三眼槍》《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》《流星のガイアッシュ・カイザー》《勝利龍装クラッシュ”覇道”》
自由枠を使用した環境への受け札枠。《流星のガイアッシュ・カイザー》と《勝利龍装クラッシュ”覇道”》は実際には受け札ではないですが、カウンター時に使用するので一緒にまとめます。
まず、GP時のアグロ〜ミッドレンジのデッキ予想は水火アポロヌス、闇火バイクが主流でした。直前でシータモルトNEXTも増えましたね。
上記のデッキの特徴として、過剰打点ではなく1〜2体でジャスキル〜+ 1打点で攻める。というのが特徴です。
そのため、下手なシールドトリガーより、《一王二命三眼槍》の方が安定して耐えうる、というのが調整の結果わかりました。
ただ、《一王二命三眼槍》で受けた場合に返しにどうやって勝つかというのが課題で、今回はそのアプローチとして、《流星のガイアッシュ・カイザー》+《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》でカウンターをするという方法で解決しました。
アポロ、バイクの除去が「封印」に寄っていたのでトリガーで出てきた《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》が封印されても《流星のガイアッシュ・カイザー》で封印を剥がせるので打点が残りやすく、アポロに対しては《流星のガイアッシュ・カイザー》が蓋をしてくれるおかげで、《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》でアポロを相打ちに取ればコントロールして勝てる、ということが殆どでした。
ただ、バイクやネクストは禁断解放のタイムリミットやカードパワーで押されてしまう試合も多々あり、もう一押し欲しい試合が多かったことがあり、そこを押し込めるカードとして《勝利龍装クラッシュ”覇道”》を採用しています。
《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》はトリガーした時、《一王二命三眼槍》、《流星のガイアッシュ・カイザー》、《勝利龍装クラッシュ”覇道”》の中から足りないところを引っ張れるのでトリガーとしての相性が非常に良いのですが、手打ちに関しては他に優先してプレイしたいカードが多いので3枚の採用に抑えています。
逆に《一王二命三眼槍》は腐りがちに思えて2枚にしたくなるんですが、マナに闇火の2色を作りやすい点(闇マナを準備しながら《“魔神轟怒”万軍投》を唱えるマナを構えられる)や、カウンタープランでSAとして運用出来る事(《流星のガイアッシュ・カイザー》があるとパラレル革命チェンジ+敗北置換で山札の下に行った《一王二命三眼槍》でジャスキル組める)もあります。
更に言うと4c万軍投のコンセプトがリソースを大量に引き込む点もあったりするので、アナジャオウガのような対面にも《一王二命三眼槍》を複数溜め込むことで受けやすくなるので3枚あるとゲームプランの幅を広げやすいです。
《流星のガイアッシュ・カイザー》に関してはカウンター札以外にもサガループの中途半端な踏み倒しも咎めることができ、DOOM型なら先に着地すれば基本的に1ターン貰えます。
また、相手視点で見えない状態から出てくるので相手側のゲームプランが崩れたりと初見殺し的な意味で普段の1.5倍くらいの出力がありました。
《勝利龍装クラッシュ”覇道”》が1枚では無く2枚なのは、それほどカウンターが大事な環境になった(なってしまった)ことと、アドバンスだと《流星のガイアッシュ・カイザー》踏み倒し→《勝利龍装クラッシュ”覇道”》+パラレル革命チェンジだけでリーサルが組める点など、負けのゲームを勝ちに出来る力が大きかったのでゲームに絡みやすいように2枚取りました。
また、《天災デドダム》のプレイ要求なども考え、これ以上の枚数は火単色は入れられませんでした。準フィニッシャーという立ち位置です。
《イデア・パラドックス》
小回りのきく除去枠。(一部除く)どんなクリーチャーでも問わず除去でき、カード除去なので《卍新世壊卍》や《DG-パルテノン~龍の創り出される地~》などのフィールド系にも有効。
バイク対面で禁断の封印が残り一枚なら《イデア・パラドックス》+《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》で勝ちです。ループまで入れば《禁断-封印されしX-/伝説の禁断ドキンダムX》が入っている対面は擬似EXウィンをすることも可能。
余った2マナで除去出来たり、火マナのかさましになってるのも偉い。
《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》
メタクリを除去しながらマナを伸ばせるのが1番の強み。めちゃくちゃ強いんですが、多色配分やこのカードしか出来ないことは少ないこともあり、欲を言えば3枚欲しいですが仕方なしの控えめな採用枚数になっています。
とにかく文明優秀。
《絶望と反魂と滅殺の決断》
ミラーや環境外のデッキに対して器用に立ち回れるようになる一枚。
また、サガループに対しては《空間型無限収納ストラトバッグ》を立ててハンデスする事で行動を縛っていくプランを狙ったりもします。
どんなデッキにも腐らず役割を持てますし、闇単色がめちゃくちゃ嬉しくて1枚はマナ置き含めてゲームに絡んで欲しいので3枚。
《神の試練》
フィニッシャー。禁断解放のケアやEXターンのフィニッシュ。対面次第では《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》と《闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》を組み合わせることで無限EXターンも作れます。
道中引いても非常に強力なカードだし1枚は入れておきたいですね。
無限EXだけ簡単に紹介。
★初期盤面 ※神の試練でEXターンを獲得してるところから
○手札
《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》:1
《闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》:1
○墓地
《闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》:1
《神の試練》:1
《イデア・パラドックス》:1(※墓地に行くカードならなんでも可)
(ここから初期盤面)
①お清めシャラップで山札を回復、墓地の《闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》・《神の試練》・《イデア・パラドックス》の3枚を山札に戻します。
②《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》をプレイして効果で《闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》を加えつつ、山札の一番上を《神の試練》に固定。バウンスは《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》を手札に戻します。
③エンドしてEXターン。
④ターンドローで《神の試練》を引いてそのままプレイ。《イデア・パラドックス》を手札に加えてそのまま打ちます。
★初期盤面に戻る。
必要マナ数は5+2+3+5の15マナ。
ただ、《イデア・パラドックス》の部分は元々墓地に別のカードがあれば唱える必要がないので、墓地が2枚以上あればスタートは13マナあれば問題ありません。
EXターンでマナがどんどん増やせるので、応用して《“魔神轟怒”万軍投》まで行くと1点ブレイク+《カット丙-二式》等も出来ます。
その他応用は各自でしてみてください。
《“魔神轟怒”万軍投》
このデッキの主役。基本的には6マナ以上ある状態で手札を捨てながら4コストで唱えます。
6マナが必要な理由は大きく2つ。
・マナドライブを確実に使うため。
・軽減を利用して2回目の《“魔神轟怒”万軍投》を唱えるため
です。
ただ、状況次第では5マナしかないときに軽減を使って唱えることもありますし、手札が少なかったり捨てたくない手札だと軽減を使わずに6コストで唱える場合もあるので決めつけすぎには要注意!
因みに《“魔神轟怒”万軍投》を2回唱えたいので火文明の枚数も気持ち多く取っています(14枚)。正直15枚取りたかったんですが、《天災デドダム》の方がプレイ優先度は高いこともあり、枠がこれ以上捻出できず断念。
《時の法皇ミラダンテXⅡ》
擬似フィニッシャー。革命チェンジ持ちクリーチャーの中でアドバンス環境において一つ頭が抜けているカードだと感じています。
革命チェンジで出せると基本的に1ターン貰えるカードで、《流星のガイアッシュ・カイザー》と《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》両方からチェンジ出来るのはあまりにも大きいでしょう。流石に入れ得と判断して採用しました。
・超次元について
実際に使うのは《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒 ドギラゴンX》だけ。
忘れがちですが《流星のガイアッシュ・カイザー》からもP革命チェンジが出来るので要注意です。
《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒 ドギラゴンX》を4枚にしていた時期もありましたが、《CRYMAXジャオウガ》+闇コマンドが入っていたら絶対に 《時空の禁断 レッドゾーンX/終焉の覚醒者 レッドゾーンBSR》を4枚取ってる!という記事を見てから、急いでドルマゲドンのデッキの2個目を買いました。(ブラフになるため)
・まとめ
と言うわけで今回はGPで使用した4c万軍投のデッキ紹介でした。
冒頭でも言いましたが、自由枠が多い為環境に合わせたチューニングがしやすいデッキとなっています。
ただ、逆に言うと環境が絞れない環境だと寄せ切れず中途半端なデッキになってしまう場合もあるので気をつけてください。
それでは今回はこの辺で!ではでは。