デュエルマスターズ │ 新弾レビュー│ dotto【王来MAX第1弾「鬼ヤバ逆襲S-MAX!!」】

こんにちは、dotto(@22dotton)です。

今回は新発売の王来MAX第1弾「鬼ヤバ逆襲S-MAX!!」を記念して王来MAX篇の注目ポイントや注目新カード紹介を紹介します。
なお、注目新カード紹介では4月の上旬で発売されたスタートデッキに先行収録されていたカードについては除外して紹介します。

まずは王来MAX篇の注目ポイントから。

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・王来MAX篇の注目ポイント

王来MAX篇の目玉は「タマシード」と「進化クリーチャー」そして「レクスターズ」!!!

新規カードタイプである「タマシード」は呪文のような強力な効果を持っていながら盤面にカードを残すことができ、他のメタカードに干渉を受けにくいため扱いやすく、攻撃する側からすると「S・トリガー」のケアが困難になりました。

例えば《ヴィオラの黒像》のようなカードですね。

これによりデュエルマスターズのゲームは相手との駆け引きがより楽しめるようになりましたが詰めきるのは難しくなったように思います。

味方にすると心強く、相手からすると厄介極まりないカードということはそれすなわち強いカードと言うこと。
「タマシード」と言うカードタイプはそれだけで一定の価値があるのです。

そしてその強い「タマシード」と相性が良いのが「進化クリーチャー」。

「タマシード」は盤面に進化元を設置しておく形で残しておくことができるので従来に比べて「進化クリーチャー」が扱いやすくなりました。

そして、その新規の「タマシード」と「進化クリーチャー」が共通して持っているものが「レクスターズ」の種族。
共通の種族を持ち合わせていることで各新規カードとの連携が取りやすく、デッキ構築の自由度が高まっています。

その点を踏まえた上で注目の新カードの紹介です。

・注目新カード

1位《「正義星帝」 <ライオネル.Star>

今回のパックのトップレア。
展開系のカードの使いやすさの指標として自身の効果で自身を踏み倒すことができるかどうかという部分がありますが、光のタマシードを自身の効果で踏み倒すことを経由して2枚目以降の《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》にアクセスできるので展開力が高く、踏み倒し先のカードに相性の良いカードが「王来MAX」に多数収録されているのが高評価ポイントです。

具体的には《スロットンの心絵》&《カーネンの心絵》等ですね。
受け、展開補助、リソース確保と相性が良いのでとりあえず4枚採用するところからデッキを考えてよいでしょう。

あとはこの3種のカードと相性の良さそうなカードで脇を埋めていくだけでデッキは完成します。
タマシード&進化クリーチャー&光文明メインのデッキにはなるもののデッキのサブカラーは使いたいカードによって自由に組めるのが良いです。

2位《グーゴル <XENOM.Star>

効果に対してコストが軽く、制圧能力が鬼。
盤面だけでなくマナもタップインさせることができるため永遠のリュウセイ・カイザー》と《勝利のリュウセイ・カイザー》を合わせたようなカード

更に攻撃時にハンデスする効果のおかげでリソース確保や時間稼ぎに使われる可能性のある《天災デドダム》や《切札勝太&カツキングー熱血の物語ー》を上から踏みながら確保されたリソースを奪いにいけるので効果の補完が良くとても強いカードです。

「ドラゴン」なのでドラゴンの種族サポートも得られ、「コマンド」や「レクスターズ」の部分もデッキによっては使えるため色々な方向性でデッキが組めます。

難点は闇文明で相性の良いカードが少ないところぐらいです。
効果が完結していますがこのカードにフィニッシュ能力があるわけではないので考えすぎると構築難易度は高くなると思います。
あくまで時間稼ぎ、ボード制圧、一部のデッキを詰ませるカードという認識が丁度いいでしょう。

3位《ブランド-MAX

無限アタックが話題の「S-MAX進化クリーチャー」。

アタックトリガーで踏み倒し効果を持つ既存のカード(《「正義星帝」<鬼羅.Star>》や《葉鳴妖精ハキリ》、《阿修羅ムカデ<デスシラズ.Star>》等)と組み合わせることで打点を伸ばすことができ、攻撃時に手札から踏み倒す効果を持つクリーチャーであれば《ブランド-MAX》を2枚使い回して(2枚目の《ブランド-MAX》を出した時にタップ状態の《ブランド-MAX》を手札に戻す)無限アタックコンボができる強力なカード。

敗北置換効果で自身は攻めながら受けの役割を担え、相手に選ばれた時の効果で「G・ストライク」に強く出られるため相手からすると様々なシチュエーションで要求値を+1以上にさせられる厄介なカードです。

種族も強いものを持っており「ビートジョッキー」のサポートカードである《一番隊チュチュリス》や《ダチッコ・チュリス》等の恩恵を得られ、火文明の4コスト以上の「レクスターズ」なので《キャンベロ<レッゾ.Star>》を侵略させることもできます。

このカードの弱点は単体では強さが大幅減してしまうところぐらいで、それでも最低限耐性持ちの進化元を必要としない進化クリーチャーとして使えるのは偉いところです。

・その他おすすめカードピックアップ

デュザメの黒像

4枚墓地を肥やしながら墓地から進化クリーチャーを2枚回収できるタマシード。
墓地肥やしから墓地回収を行う同じような効果を持つ《虚∞龍ゲンムエンペラー》等に比べて効果範囲が元から墓地にあるカードにも広がっていながら拾えるカードが2枚に増えており、ハンドリソースを伸ばせるため進化クリーチャー軸のデッキでは貴重なカードになります。

種族に「デーモン・コマンド」を持っているので昔のカードとの組み合わせも可能なのも良いポイント。

ロマネス仙鬼の封

環境に刺さる受けタマシード。
王来篇で多色環境になったため多色カード除去は範囲が広く環境に刺さります。

火文明を採用するタマシード系デッキなら是非採用したいカードです。

白騎士の精霊HEAVEN・キッド

カード除去能力を持っているばかりに新弾発売直後に結果を残した新規退化カード
光文明を採用した退化デッキが構築できるようになり、光水闇といったドロマーカラーの墓地退化デッキがこのカードの登場で構築できるようになりました。
終末の時計ザ・クロック》をシールドゾーンに送ったり、自身が「G・ストライク」を持っていたりと受け性能が高めです。

デッキ構築の幅が広がったので今後も墓地退化のジャンルの研究は進みそうです。

・まとめ

今回の王来MAX篇では収録枚数の変更や多数の再録を新たに開始する等、変化を感じさせる内容でした。
その影響で今回収録されているカードは近年のカードよりも安く手に入れることができ、始めやすくなっていると思いますのでこのタイミングでデッキを新しく組んだり始めたりするのはお勧めできます。



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