デュエルマスターズ │ デッキ紹介 │ dotto【キクチVチャロン】

こんにちは、dotto(@22dotton)です。

今回は蓮華寺池CSで、はたけ選手が使用して上位入賞されていた「キクチVチャロン」の紹介です。

環境に出てきたことはほとんどない(少なくとも私の記憶にはありません)デッキタイプなのでかなり珍しいのではないでしょうか?

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■デッキレシピ : キクチVチャロン

2 x 《DG~裁キノ刻~
3 x 《Vチャロン
4 x 《希望のジョー星
4 x 《異端流しオニカマス
4 x 《「青空の大波」
4 x 《水晶の記録ゼノシャーク/クリスタル・メモリー
1 x 《クリスタル・メモリー
4 x 《禁術のカルマカレイコ
4 x 《デュエマの鬼!キクチ師範代
2 x 《地獄門デス・ゲート
4 x 《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー
4 x 《テック団の波壊Go!

蓮華寺池CS主催者様ツイートより引用

■コンセプト

デュエマの鬼!キクチ師範代》or《禁術のカルマカレイコ》がバトルゾーンにいる状態で《Vチャロン》を出して相手のシールドを全て山札に留めてしまい、そのままダイレクトアタックを決めるのが基本コンセプトで、殿堂ゼロでいうところの「キクチパトロール」のようなデッキタイプです。

天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》を踏み倒し(実質軽減2)カードとして使用しているのが、《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》が無かった頃と比べて新しい部分だと思います。

環境に適応できる最大のポイントはvsドラグナーへの強力なメタカードである《希望のジョー星》の被害が無いため無理なく採用できる点にあります。

また、そもそもメインギミックに絡む《デュエマの鬼!キクチ師範代》or《禁術のカルマカレイコ》自体がvsドラグナーに対して役割を持ち、余った枠で《DG~裁キノ刻~》や《異端流しオニカマス》を採用できます。

そのため、vsドラグナー戦においては盤面だけで有利なゲーム展開に持って行きやすいです。

盤面で止められなかった打点を《テック団の波壊Go!》等の受け札で受けやすいのも良い点です。

このデッキを構築された方が凄いと思う点がひとつあって、それは《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》から踏み倒すギミックを採用している関係で流行りの《洗脳センノー》に対して弱くなっている部分を《「青空の大波」》で補っているところです。

4ターン目に「ギャラクシールド」で《「青空の大波」》を構えることで次のターンに《洗脳センノー》を退かしてから《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》をプレイできるようになっているため、とても完成度が高いと思いました。

■dotto改造案

原案の構築は完成されていて素晴らしいのですが、せっかく《水晶の記録ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》が採用されているので、それをうまく活かしながら他のデッキにも対応できるようにdottoなりに改造してみた構築が下記のものになります。

「キクチVチャロン dotto ver.」

3 x 《Vチャロン
3 x 《希望のジョー星
4 x 《異端流しオニカマス
2 x 《龍素記号Xfクローチェ・フオーコ
4 x 《「青空の大波」
4 x 《水晶の記録ゼノシャーク/クリスタル・メモリー
2 x 《クリスタル・メモリー
4 x 《禁術のカルマカレイコ
4 x 《デュエマの鬼!キクチ師範代
2 x 《地獄門デス・ゲート
4 x 《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー
4 x 《テック団の波壊Go!

ポイント

ZEROハンド》等の採用により「カリヤドネループ」が「ドラグナー」に対応し始めているため、今後「カリヤドネループ」が増えることを考慮して墓地利用デッキへの対策に《龍素記号Xfクローチェ・フオーコ》を採用しました。

デュエマの鬼!キクチ師範代》や《禁術のカルマカレイコ》を後攻3ターン目までに出すことに成功すれば《ブラッディ・クロス》、《龍装鬼オブザ08号/終焉の開闢》、《ブラッディ・タイフーン》の妨害ができるため、まず先攻4ターン目にループされることは無く、《水晶の記録ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》が採用されているので後攻4ターン目に《龍素記号Xfクローチェ・フオーコ》へアクセスしやすく、対策カードとして機能しやすいです。

このデッキに《ZEROハンド》を採用することはコンセプト上、盤面のメタカードとシールドの受けカードで受けるように構築されているため、あまり噛み合わず見送りました。

使用上の注意点

「ギャラクシールド」に採用されている《凄惨なる牙パラノーマル》がシールドに貼られると《デュエマの鬼!キクチ師範代》or《禁術のカルマカレイコ》が盤面に維持できなくなるため、「ギャラクシールド」は明確に不利対面と言えます。

現状《Vチャロン》を一度出して相手の盾をリセットするしかありません。

堕呪ウキドゥ》を採用すると多少マシになるかもしれません。

■総括

デッキの速度は最速5killと決して早くないので今まで環境でほとんど見ることのなかったデッキタイプですが、メインギミックに必要なカードの少なさ故に脇を固めるメタカードを多く採用できる自由枠の多さが特徴のデッキです。

一強環境にこのような面白いデッキが出てくるのは可能性が多く存在する殿堂構築の良いところですね。

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