デュエルマスターズ │ CSレポート │ dotto【第37回スキップCS】

心斎橋にあるグリコの看板近くの道頓堀に新しくできたラーメン大戦争というお店のプレオープンに行ってみたところ、3時間超待ちでその日は体調があまり良くなく並ぶ気力が起きなかったため日を改め翌日にもう少し早い時間に再度出向いたらその日の提供分が無くなっていました・・・。
心斎橋、恐ろしや・・・。

こんにちは、dotto(@22dotton)です。

今回は少し前のCSになりますが、9月7日に参加した第37回スキップCSのレポート記事になります。

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■環境の分析

環境の中心は「青黒緑デッドダムド」と「青魔道具」、「ジョーカーズミッツァイル」、「赤白サンマックス」の4つでその1週間前に「赤単ブランド」が結果を残し、環境に影響を与えるかどうか?という時期でした。

私自身はその前の週に岡山CSとおやつCSに参加しており、どちらのCSでも「赤単ブランド」が結果とともに強い印象を残し、間違いなく環境の中心になれるデッキだと個人的にも確信していたので、何を使うにしろ「赤単ブランド」は考慮した上でデッキ選択をする必要がありました。

ただ関西のCSには1週間参加していないことになるので他のプレイヤーの動向がやや気になるところではあります。

参加するスキップCSの制限時間は15分のため時間制限にかなり気を遣う必要がありますが、条件は相手も同じなので極端に遅いコントロール系のデッキは本戦では淘汰されていることが多いためメタが少し絞りやすいのもポイントです。

本戦のラウンド数が最大6回戦ととても多いため、実質1度も負けられないトーナメントに近いCSなのはネックな点です。

■デッキの選択

8月のほとんどのCSで「青黒緑デッドダムド」を使用してきましたが《フェアリー・ライフ》との相性が悪い(デッキ選択の時点で度外視している訳でもないのに未だに《フェアリー・ライフ》が採用されたデッキでCS優勝したことがない)のが影響してかあまり良い結果が出ず、新しく環境に入ってきた「赤単ブランド」に対しても「青黒緑デッドダムド」はかなり不利なので「青黒緑デッドダムド」は使いたくないという心理状態でした。

「赤単ブランド」を対策する側に回っているプレイヤーが多そうなのが気がかりですがその点には目を瞑り、「赤単ブランド」を使うことも視野に入れたそんな中、過去の大会結果を遡っていると一人のプレイヤーが複数回「青白スコーラー」で入賞しているのを見つけました。

関西ではまったく見かけないこのデッキタイプ、「赤単ブランド」に対して好相性で興味が沸いたためこのデッキを使うことに、デッキレシピは公開されていないものなので自力で構築し、念のため人目に触れないように一人回しで調整して持ち込むことにしました。

■デッキレシピ : 白青スコーラー

2 x 《ナゾの光・リリアング
4 x 《奇石ミクセル/ジャミング・チャフ
4 x 《ヘブンズ・フォース
4 x 《ジャスト・ラビリンス
1 x 《ダイヤモンド・ソード
4 x 《♪銀河の裁きに勝てるもの無し
4 x 《Wave All ウェイボール
4 x 《イグゾースト・II・フォー
2 x 《次元の嵐 スコーラー
4 x 《叡智の聖騎士 スクアーロ/エナジー・ライト
2 x 《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」
1 x 《セイレーン・コンチェルト
2 x 《エナジー・ライト
2 x 《音奏トラークル/音奏曲第5番「音竜巻」

2 x 《甲殻 TS-10
2 x 《シェイク・シャーク
2 x 《ポクタマたま
2 x 《バツトラの父
2 x 《白皇角の意志ルーベライノ
2 x 《破邪の意志 ティツィ

エナジー・ライト》を中心とした安定性を重視した構築です。

このデッキはあまりフィニッシュターンが早くはなく、のらりくらりとアドバンテージとターンを重ねながらフィニッシュを目指すデッキです。

当時はメタカードを採用したデッキもほとんど無く、フィニッシュターンが比較的わかりやすいデッキ相手ばかりだったのでそういった試合展開でもまったく問題はありませんでした。

直前の段階でどうしても《ダイヤモンド・ソード》を入れてデッキの奇襲性と時間制限を意識してフィニッシュ速度を上げたいと考えるも序盤の動きの安定性も落としたくない…と悩んでいたところ、たまたまその日意見交換をしていた訳でもないのに友人2人と使用デッキが被り、その内の一人が同じく《ダイヤモンド・ソード》を入れるか悩んでいたので採用したい気持ちが強くなり、《次元の嵐 スコーラー》を1枚減らして《ダイヤモンド・ソード》を投入することにしました。

もしかしたら母数1人かなと思っていましたが母数は3人でした。

■勝敗

〔予選〕
1回戦 青魔道具(後攻)×
2回戦 5色蒼龍コン(先攻)〇
3回戦 青黒ハンデス(後攻)〇
4回戦 青黒緑デッドダムド(後攻)〇
〔本戦〕
1回戦 シード(抽選)〇
2回戦 赤白サンマックス(先攻)〇
3回戦 赤白サンマックス(後攻)〇
4回戦 ロマノフワンショット(先攻)〇
準決勝 成長ダンテ(後攻)〇
決勝  青白スコーラー(先攻)〇

 

■結果

久しぶりの優勝でした。

唯一負けた1回戦目は《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》の下面を使い回して「8」宣言で相手の動きを止めながら手札を整えていたら唐突に相手から《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》の下面「3」宣言で返され動けなくなり、1体目の《凶鬼卍号 メラヴォルガル》の自身のシールド2枚ブレイクで《堕呪カージグリ》を2枚宣言からこちらの《イグゾースト・II・フォー》2体が綺麗に処理されてワンチャンの望みを絶たれ負けてしまいました。

初戦負けと出だしは悪かったですが、それでもこの日は精神的にリラックスした状態でその後の対戦も望めていました。

2回戦目からはこのデッキの本領を発揮し始め、3ターン目の《エナジー・ライト》を軸にゲームを組み立てていました。

ですが直前で入れた《ダイヤモンド・ソード》が仇となり、予選の段階で《次元の嵐 スコーラー》が中々引けず、フィニッシュターンがずれ込んでしまう試合が予選で発生してしまいました。その試合は《ダイヤモンド・ソード》でフィニッシュすることにし、1ターン余分に使い準備をしましたが次のターンの最後のドロー呪文で引き込めたためオーバーキルに近い形でのフィニッシュになりました。

そういうこともあったため、2枚しかない《次元の嵐 スコーラー》を大事に、そして対面によってはゲームプランから外してプレイすることに。

結果的にプレイングの指針が決まったため、楽に戦うことができました。

因みに2ターン目に《Wave All ウェイボール》をプレイしたのは準決勝のみですぐ処理されて生き残ることはありませんでした。

それでも勝つことができたのはこのデッキのポテンシャルの高さと関西でまったく認知されていないという部分が大きかったと言えます。

母数3でベスト32、準優勝、優勝は中々あることではありません。

■反省

直前で採用した《ダイヤモンド・ソード》がほとんどプラスに働かなかったのが一番の反省点です。

このデッキタイプは光文明のマナの方が重要なため、序盤にマナに置いて仕事がしやすいという点はプラスに働いたのですが《セイレーン・コンチェルト》が1枚しか採用できず、光文明のカードを《セイレーン・コンチェルト》で回収するにはマナを無駄にしがちな点が足を引っ張り続けました。

「赤単ブランド」もほとんどおらず、「赤単ブランド」を意識して《奇石ミクセル/ジャミング・チャフ》を4枚採用していたのも空振りに終わりました。

その反省を活かし、翌日の高槻CSでは《奇石ミクセル/ジャミング・チャフ》と《ダイヤモンド・ソード》を1枚ずつ減らし、《次元の嵐 スコーラー》の増量と同型等を意識した《超次元サプライズ・ホール》を採用しました。

その日はベスト8で前日に決勝で戦った相手に同型戦で敗れましたが構築面で違和感は一切ありませんでした。

「ヒラメキウォズレック」の時にも感じましたがこの手の《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》を採用したワンショットデッキには《超次元サプライズ・ホール》のような超次元呪文が細かい動きのサポートを担ってくれることが多くとても強いです。

 

特に《時空の英雄アンタッチャブル|変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》と《イオの伝道師ガガ・パックン|貪欲バリバリ・パックンガー》の使いやすさは群を抜き、《ガチンコ・ピッピー/零戦ガイアール・ゲキドラゴン》は《ジャスト・ラビリンス》との相性が良く、ちょっとだけドヤムーブができます。

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