MTG │ 新弾レビュー │ MOパンダ【レガシーから見た「ファウンデーションズ」カードレビュー!】
こんにちは!MOパンダ(@mopanda_mtg)です。
・「ファウンデーションズ」発売!
『ファウンデーションズ』が11月15日発売になります。
なんとスタンダードで5年使用できるエキスパンションです。しかも久しぶりの基本セットです。
基本セットなので新規のキーワード能力や能力語はありません。
そんな『ファウンデーションズ』のレビューを行っていきます。
いつも通り”レガシー目線”で緩くカード評価をしていきますのでよろしくお願いいたします。
※ラッシュメディア記事内紹介のカードは
カード名のリンク、記事末尾のバナーを
クリックで通販サイトへアクセスできます
通販サイト(https://www.cardrush-mtg.jp/)
■『ファウンデーションズ』カードイメージギャラリー(公式サイト)
ジャンプスタートに新規カードがありますのでまとめてレビューをしていきます。
■白
・《初祖牙、アラーボ》
猫ロード。自身もトークンを生み出せるので3マナ4/4相当。。
《ナカティルの最下層民、アジャニ》や《オセロットの群れ》など近年猫関連が強いのでチャンスはあり。それらのサイズを上げても強力。
・《太陽恵みの癒し手》
キッカーを払うことで2コスト以下をリアニメイトするクリーチャー。
クリーチャー限定ではないので《霊気の薬瓶》などをリアニメイトしても強そうだ。
・《水晶のバリケード》
呪禁を持ち横にダメージ軽減をつける壁。バーンが可哀想だろ!
・《運命の駿馬、スゥリッド》
初ペガサスロード。クリーチャー呪文をコピーすることが可能。
《ヴリンの翼馬》をコピーできると激熱。《冠毛の陽馬》をコピーできれば馬だけ全て破壊不能。
■青
・《上げ潮、キオーラ》
プレインズウォーカーでは無くなったキオーラ。
3マナ3/2という通常スペックのクリーチャー。しかしスレッショルドして攻撃すると8/8のタコを生成する。
自身の効果で墓地を増やすことができるが、いまのレガシーであればフェッチランド+諜報土地などでさらに増やすことができるので思ったより早く8/8連打になるだろう。
・《月の洞察》
思ったよりカードを引けそうなドローソース。
《ミシュラのガラクタ》《ネザーゴイフ》《超能力蛙》《濁浪の執政》があれば4ドロー!
親和系のデッキでも可能性あり。
・《浜辺の王、プラゴン》(ジャンプスタート収録)
ヒトデのクリーチャー。タフネスがパワーより大きいクリーチャーの数だけカードを引くことができる。
《有翼の叡智、ナドゥ》デッキではマナクリから唱えてカードを3枚以上引くことができるだろう。下の効果で《有翼の叡智、ナドゥ》を誘発させることが可能だ。
《ネザーゴイフ》《知りたがりの学徒、タミヨウ》《超能力蛙》でもドローできUBテンポでも可能あり。
■黒
・《冒涜的布告》
レガシーで場に13体クリーチャーがいることはごく稀だが、性能は破格。1マナの全除去です。
フレーバーが熱く契約したデーモンを端から殺して回るリリアナらしい。
・《安物盗み、チビボネ》
捨てたカードを追放し唱えることができるシステムクリーチャー。ディスカード手段も持つため1枚でかなりのアドバンテージ差を広げやすい。
相手の《超能力蛙》の捨てたカードをそのまま使用することもできる。
・《死者の王、ザル・アシュール》
墓地のゾンビクリーチャーを唱えることができるゾンビ。
2マナでアドバンテージを生み護法持ちはなかなか。効果を使いやすいデッキが《甦る死滅都市、ホガーク》くらいしかないのが気になるが…。
・《深淵の収穫者》
墓地に置かれたクリーチャーのコピーを作るデーモン。場から落とす必要がないので《納墓》でも可能。
トークンなので《封じ込める僧侶》に妨害されず《墓掘りの檻》にも妨害されずサイドボードならチャンスありか。
・《血に飢えた征服者》
《極上の血》内蔵のクリーチャー。無限コンボのパーツになりやすい。
相手のフェッチランドでライフを得るので注意しよう。
■赤
・《ハーフボレーの爆弾兵》
新しいゴブリンロード。ゴブリンに飛行を付与するが戦闘ダメージを与えると爆発する。
飛行が止まらない状態になることが多い部族なのでチャンプブロックに使えることは高評価。
■緑
・《大鎌猫の仔》(ジャンプスタート収録)
大きくなる猫。カウンターは他のクリーチャーに乗せることが可能。
《棘を播く者、逆棘のビル》と似てるが伝説ではなく本体がトランプル持ちなので単体で勝てる可能性もあるだろう。
■多色
・《薄暮の聖人、エレンダ》
インスタントからの呪禁を持つ新たなエレンダ。除去体制持ちでライフが増えたら回避能力もつく。
ライフ17以上で戦闘する場合、戦闘の解決時にサイズが上がってしまう。パワー5以上で戦闘しないと戦闘で打ち取れない。気を付けよう。
・《運命を笑う者、アリーシャ》
マナをかけずにリアニメイトできるようになったアリーシャ。先制攻撃により戦闘ではほぼ負けず、急襲を解決できるだろう。
《悲嘆》はないが《激情》や《通りの悪霊》など墓地に落としやすいパワー3がいるので組み合わせてもおもしろい。
■無色
・《七つの死の種父》
7の多い新規エルドラージ。7マナ7/7で7つのキーワードを持つ。
《縄張りの選定者》を喜んで使っていたのにこのスペックは凄まじい。
先制攻撃・警戒・到達によりどう攻撃しても《偉大なる統一者、アトラクサ》を一方的に倒すことができる。
エルドラージの7マナはこれに入れ替わるだろう。
・《力線の斧》
多色の力線が出たが今度は無色の力線が登場。装備品としての効果もそれなりに強力。
マナコストを参照する《Transmute Artifact》の生贄として使うのはおもしろい。
パイオニアなら《力線の斧》3枚から《金属製の巨像》を1ターン目にプレイすることが可能になる。
■終わりに
今回のレビュー記事は以上となります。
『ファウンデーションズ』は5年もスタンダードで使えるエキスパンションなのでカードパワーは抑えめでしたね。
ジャンプスタートのカードが少し癖があり強く今後に期待できるカードがたくさんありました。MTGOに実装され次第試してみましょう!
読んでいただきありがとうございました!