デュエルマスターズ │ メタゲーム解説 │ おんそく【2ブロック】
今回はおんそくさんから2ブロック環境のメタゲーム考察記事をラッシュメディアにいただきました。
早速内容を見ていきましょう!
はじめに
おはようこんにちはこんばんわ!
先週とり店長さん主催のオフ会に参加してきましたおんそくです!
GPで使った赤緑印鑑パラスや五等分のバラギアラを使ってフリーしたり、いつもは話さないような人と話したりと色々貴重な経験ができました!楽しかった〜プロとしてでも交流会などにも招待して頂いたり、イベント出演依頼などありましたら、可能な限り行ったりもしますので是非是非お声かけください〜
と言うわけでですね
改めまして本日は2ブロックに関するメタゲームの推移を見ていきたいと思います!
大まかな流れとしては
グランプリ→ゴールデンウィーク→5月末までの期間
の動きを見ていきたいと思います。
最後にまとめも用意してるのでそこまで読んでいただけたら。。。!
注意:基本的に公式のコバさんが出されている入賞レポートを参考資料にし書いております。
母数などは関東の大会や自身で参加したCSを参考にしておりますので、予想には多少のズレはあるかもしれません。ご了承ください。
※記事内紹介のカードはカード名のリンク、記事末尾の
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グランプリ 〜最強!赤白轟轟轟無双!〜
《轟轟轟ブランド》
tier1
・赤白轟轟轟
tier2
・覇道系統
・ジョラゴン(本戦には殆ど居なかった)
tier3
・バラギアラ
・白ゼロ
・オーラ系統
・ムートピア
・ドンジャングル系統
ざっとこんな感じになるでしょうか?
tierに関してですが、今回の記事では母数としての多さで扱っています。
GPでの環境の特徴と言えば“圧倒的な赤白轟轟轟の多さ”が挙げられますね。
新弾発売から二週間ほどでのGPでしたし、一番強い!と言われていた赤白轟轟轟を持ち込んだ人が多い。否あまりにも多過ぎるメタゲームだったと思います。
実際、僕の体感では赤白は6割くらいのシェアを占めていたと感じていますし、参加したプレーヤーの意識も赤白を握るか!赤白に勝てるデッキを握るか!という感じだったと思います。
正直なところ新弾発売後は赤白一色で、前週になってようやく何箇所かで白ゼロや覇道と言った赤白に有利がつくと言われているデッキが増えてきました。
しかしそれもほんの一部でした。
結果的に”赤白に勝てるデッキ”だった赤緑印鑑パラスと”赤白に勝てるデッキに勝てるデッキ”のバラギアラが勝つ結果になりました。
ゴールデンウィーク 〜ピンチ!赤白轟轟轟の苦戦!〜
グランプリが終わり二週間ほど経ち始まったゴールデンウィーク。
空いていた2週間、赤白轟轟轟が赤白ミッツァイルへと変化していったことや、バラギアラの《音奏ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》ギミックが明るみに出て採用率があがったこと、GPで隠されていたレシピが徐々に広まっていったこと等があり、これまでのような赤白しかいない!と言う環境では無くなっていったように思います。
と言うわけで期間中のtier表を見てみましょう
tier1
・赤白轟轟轟ミッツァイル
tier2
・覇道系統
・4cバラギア
・ジョラゴン
tier3
・白ゼロ
・ムートピア
・赤緑ジョーカーズ
・オーラ系統
環境が変化してきたとは言え赤白轟轟轟ミッツァイルの使用率が頭一つ抜けていたのは間違いないです。
プレイ方針の立てやすさや、カードパワーの高さから赤白轟轟轟ミッツァイルを選択するユーザーがはっきりと多かったのだと思います。
しかし!
ゴールデンウィークのCSの結果を見てみると、赤白轟轟轟ミッツァイルって序盤はかなりの入賞数を誇っていたんですけれども、後半になるにつれてどんどん入賞の割合が減っていってるんですよね。
勿論一定数は勝ち上がっていますが、グランプリの頃のように
・1〜4位全部赤白!
・1日複数箇所で赤白優勝!
というような、赤白が常に勝っているといった環境では無くなってきていました。
やはり上で述べたように赤白に対してどのようなプレイを取るのか、赤白に強いデッキタイプはどういったデッキなのか、という内容がどんどん周知されていったことが非常に大きかったと思います。
例えばプレイだったらシールドを刻んでおくことで《轟轟轟ブランド》が出しにくくなることや、受け札がバレ始めたこと、《KAMASE-BURN!》のケアのために《奇石ミクセル/ジャミング・チャフ》などのメタクリーチャーをキープすることなどが挙げられます。
デッキタイプで言うのならば覇道系統のデッキや、上で挙げたバラギアラの《音奏ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》ギミック、《撃髄医スパイナー》や《ファビュラ・スネイル/ゴルチョップ・トラップ》の採用。
ジョラゴンにもゴールデンウィーク期間中に勝っているリストには、《マン・オブ・すて〜る》、《行燈どろん》などの強力なトリガーが採用されていました。
白ゼロ絶十が《煌龍サッヴァーク》や《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》が無くとも戦えることがGPで明らかになったことなど、各デッキが赤白に対して強いギミックを取り入れてきたことが大きな変化だったと思います。
このように最大母数の赤白への向かい風がどんどん強くなっていったメタゲーム展開がゴールデンウィークの特徴だったと思います。
5月、ゴールデンウィーク以降 〜陥落!赤白轟轟轟の玉座!〜
5月のゴールデンウィーク以降、通常環境ではメメント入りの赤白轟轟轟ミッツァイルが無双するなか
2ブロック の赤白轟轟轟ミッツァイルはどうだったのでしょうか?
先ずはtier表を見てみましょう。
tier1
・赤白轟轟轟
4cバラギアラ
・覇道系統
tier2
・赤緑ジョーカーズ
・ジョラゴン
・白ゼロ絶十
tier3
・ムートピア
・青単魔道具
・オーラ系統
遂にtier1に赤白以外のデッキが入ってきました、、、
それくらい赤白以外のデッキが増えてきました。
サブタイトルで陥落!と書いていて、これは凄い大事なことなんですけど
GWを除いた5月、なんと”赤白轟轟轟ミッツァイル一度も優勝しておりません”。(コバさんのツイート参考)
正直驚きですよね。一ヶ月で一気に変わったなぁと思いました。
そして五月に注目して欲しいのが先日僕も紹介をしました、赤緑カウンタージョーカーズ!
(参考記事:https://cardrush-media.com/archives/1575)
このデッキですね。
デッキの特徴などは前回の記事を見ていただきたいのですが、このデッキの登場により既に瀕死だった赤白轟轟轟ミッツァイルがとどめを食らったイメージがありますね。
正直環境は赤白に強いデッキが増えていて5月は本当にいいところが無かったと言うのが赤白轟轟轟ミッツァイルでした。
勿論赤白自体はまだ一定数は居ますが、現状どこかしらで苦手なデッキに当たって負けてしまい、優勝ができないデッキというのが現状です。
そのため今は赤白轟轟轟ミッツァイルをメタ対象から外したデッキチョイスをしている人も増えてきています。
青単ムートピアや青単魔道具が元々のデッキ相性的にはそういったデッキチョイスでしょうか(勿論赤白に勝てる構築にしている構築もあります。)
このようにメタ先として見られるでデッキそのものが赤白轟轟轟ミッツァイルから別のものへと変わってしまったり、自分の強い動きを優先するようなデッキが増えてきたのが5月の環境になっていると思います。
まとめと6月予想 〜復活?敗北者?赤白轟轟轟の未来は!?〜
今回のメタゲームですが、サブタイトルで触れ続けていたように最大母数で環境の中心と言っても過言ではない赤白轟轟轟ミッツァイルを中心に環境の推移を見ていきました。
流れとしては
①グランプリ→②ゴールデンウィーク→③それ以降の5月期間
①完全に環境中心の赤白を握るかメタるかの二択!
②まだ勝てるが少し向かい風
③かなりキツイ、ほぼ負け組
と言った印象でした。
これは逆に赤白以外のデッキで言うと
①赤白をメタらなければ勝てない。もしくは赤白を避け続けてメタの先を踏み続ける。
②最低でも赤白に一定の勝率が欲しい。GPの時ほど赤白には当たらないので多少は赤白に妥協しても良い。
③赤白に最低限の勝率を保ちつつ、自分の強い動きを通せるデッキが強い。なんなら赤白を割り切ってデッキパワーを優先しても良い。
と言ったメタゲームの推移だと思っています。
となると
④6月の環境 はどうなるのでしょう?
あくまで僕の予想レベルですが
赤白にとっては少しだけ追い風になるんじゃないかなと思っています。
まずは上で言った通り赤白に対するガードが下がりがちになっていることが赤白がまた浮上するキッカケになるんじゃないかなと思います。
6月頭は赤白が勝ってますね!間違いない!(フラグ)
というわけで
今回は5月までのメタゲームの推移でした!
勿論僕個人のメタゲームの読みなので他の人の意見もあると思います。
僕個人としてはメタゲームの推移を見るときは最大母数のデッキとの相性関係から見ることが多いので
そう言ったメタゲームの見方が少しでも伝わればと思いました!
(勿論優先順位が高いだけで、他の要因でもデッキは決めていますが)
少しでも参考になればと思いますっ
それでは今日はこの辺で!
今回も読んでいただきありがとうございました!
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