デュエルマスターズ │ 新弾レビュー │ Rush Pros【禁時王の凶来】

毎度恒例となりましたRush Pros所属選手達による最新弾注目カードレビュー。

今回は新シリーズ、王来篇の第2弾『禁時王の凶来』の注目カードを紹介していきます!

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■すめらぎ選手の注目カードTOP3

こんにちは、すめらぎ(@sumeragi48)です。

今回は6月26日発売の最新弾「王来篇第2弾 禁時王の凶来」の注目カードを紹介していこうと思います。

新規カードもそうですが、昔の人気カードのリメイクがどんどん発表されているのも注目です。

1位 《アルカディアス・モモキング

昔懐かし《聖霊王アルカディアス》のリメイクカードです。

しかもめちゃくちゃ効果が強く、即戦力級になっています。

効果自体はスター進化持ちとパワーパンプに加え、原作通りの光以外の呪文メタと相手の出すクリーチャーの1体目をタップさせるというものですが、その下2つの能力がやばすぎます。

このカード自体、場に出すことは簡単で、前回のパックで登場した《王来英雄モモキングRX》からすぐに場に出すことも可能ですし、オリジナル環境で暴れている《雷龍ヴァリヴァリウス》の能力から直接重ねることも出来ます。

このようにゲームの早い段階で着地させることが出来れば呪文メタが通り場持ちが良いのは勿論のこと、相手の出すクリーチャーをタップさせる能力のおかげで奇襲の対策も取れているため相当厄介に感じます。

2位 《テラ・スザーク 〈ナーガ.Star〉

前回のパックの《「正義星帝」<鬼羅.Star>》のように強力なスター進化クリーチャーの登場です。

効果もシンプルでわかりやすく、ブロックされない、2ドロー2ディス、アタック時に墓地から3コスト以下を3体まで蘇生となっています。

シンプルで強力、わかりやすい強さですね。

今オリジナル環境で流行っている「4c鬼羅.Star」や「ラッカ鬼羅.Star」のようにこのカード主体のデッキが登場してくるかもしれません。

個人的にはアナカラーで組んでみると、2ターン目はメタクリーチャーや《戦略のD・Hアツト》のようなルーター系、3ターン目に《天災デドダム》や《眼鏡妖精コモリ》から綺麗に繋がる動きが面白いかもしれないと思っています。

勿論光を入れて4cで《「正義星帝」<鬼羅.Star>》と組み合わせるのも良いと思います。

色々な構築が練れそうな良いカードだと感じました。

3位 《砕慄接続 グレイトフル・ベン

最近だと珍しいネクラカラーの強力大型クリーチャーです。

EXライフ持ちでブロッカーを持ちつつ出た時に墓地のカードをマナに置けます。

それに加えて各ターン一度、クリーチャーをマナから召喚出来るため場に残しておくと相手に圧力が掛かり続けます。

ディスタンスだとコストが無くなる訳ですが、そこまで強力なクリーチャーはまだ多くないので、普通にビッグマナ系で入れたりして使用するのが無難でしょうか。

最近の環境上位に君臨する「5c」系統のデッキに組み込んでアプローチの幅を広げたりする使い方が良さそうですね。

ブロッカー持ちであることを活かして《ヘブンズ・ゲート》系のデッキを考えたりするのも面白そうです。


他にも触れなかった強力なカードが沢山あるので、皆さんも色々なカードを触ってデッキを考えてみてください。

■dotto選手の注目カードTOP3

こんにちは、dotto(@22dotton)です。

6月26日に発売された王来篇第2弾「禁時王の凶来」のdottoおすすめ注目カードを3枚紹介していきます。

1位 《我我我ガイアール・ブランド

環境に大きな影響を与えそうな速攻デッキの新たなエースが今回の1位。

例えるなら「GR召喚」を行わない《BAKUOOON・ミッツァイル》のようなカードです。

我我我ガイアール・ブランド》の優れている点は《BAKUOOON・ミッツァイル》や《罰怒ブランド》よりもメタクリーチャーに対して強く、安定感があるところです。

今最もメジャーなメタクリーチャーである《とこしえの超人》に関係なく打点が形成でき、《奇石ミクセル/ジャミング・チャフ》に対しても進化元を残しつつ盤面にいるクリーチャーに対して「スピードアタッカー」を付与できるため使い方にも多様性があります。

BAKUOOON・ミッツァイル》に劣っている点は、「GR召喚」を行わないが故に《魔神轟怒ブランド》のような+αが見込めない点と、《我我我ガイアール・ブランド》が攻撃する前に「G・ストライク」で止められてしまうとそのターン中の打点が大幅に減ってしまう点でしょう。

言うなれば「G・ストライク」と《我我我ガイアール・ブランド》のチキンレースです。

「G・ストライク」には気を付けましょうね・・・。

2位 《アルカディアス・モモキング

進化元の制限がとても緩い、相手プレイヤーに対して強い制約を与えるフィニッシャー。

相手限定の《聖霊王アルカディアス》の呪文封殺効果がとても強力です。

コスト域で考えると《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》が比較対象になりますでしょうか。

超次元呪文が強かった時代までは活躍できていた《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》ですが、多色呪文全盛期と考えると《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》は扱いづらく、《アルカディアス・モモキング》は現代に適応していますね。

相手のクリーチャーの1体目がタップして出る効果は早いターンもしくはリソースの少ない相手に刺さる効果ですが、デコイとして「とこしえの超人」や「チャラ・ルピア」等を使われると貫通されてしまうので、防御として使うこの効果はそこまで強くないと思います。

聖魔連結王ドルファディロム》や《最終龍覇グレンモルト》等をうまく止められるシチュエーションでは強いのですが・・・。

攻撃時には《ドラゴンズ・サイン》で出てきたクリーチャーがタップして出てくるので悪くないでしょう。

3位 《赤い稲妻テスタ・ロッサ

赤い《異端流しオニカマス》。

異端流しオニカマス》と違って選ばれてしまいますが、置き換え効果での踏み倒しがとても強力です。

最近では踏み倒しメタへの耐性を持ったクリーチャー(《龍風混成ザーディクリカ》や《最終龍覇グレンモルト》等)が多く、ただの踏み倒しメタクリーチャーでは突破されてしまうケースが多いですが、置き換え効果であれば問答無用で破壊できるため他のメタクリーチャーよりも強いです。

置き換え効果持ちの軽量メタクリーチャーだと《とこしえの超人》がありますが、あちらとは範囲が異なるので全く違う運用方法になるでしょう。

バトル時パワーアップ効果は近いコスト域のクリーチャーとのバトルに強く、《異端流しオニカマス》には劣りますがアタッカーとしての性能も期待できます。

今回の新規カードには同じコスト域に闇の《異端流しオニカマス》と言える《凶鬼77号ビムナム》も存在しますが、文明を考慮せず「レクスターズ」の種族を持っているという優秀さを差し置いても《赤い稲妻テスタ・ロッサ》の方が優秀です。


今回のパックは「キングマスターカード」を筆頭に低レアリティのカードまで優秀なカードが多く、バランスの良いパックだと思います。

「スーパーレア」のカードが前回と比べるとやや物足りない感じがするのでその点が気にはなりますが、逆を言えば当たり外れにあまり左右されないのかなと。

初週はパックの入手が少し難しいと思われますが買える方はシングル買いだけでなく、なるべくパックも買った方がノーマルカードが集まって得をしそうな気がします。

■おんそく選手の注目カードTOP3

おはようこんにちはこんばんわ
最近自炊をする頻度が増えました。おんそく(@onsoku0503)です!親子丼がめちゃくちゃ上手くいったので嬉しみ

というわけで今回は「王来篇第2弾 禁時王の凶来」の注目カード紹介です。
バサラとルシファーと言う勝太時代を代表する二大ライバルの切り札カードの合体カードがパックの表紙カードを飾ってます。第一弾も黒城、白皇でしたし、第三弾も楽しみですね。

1位 《我我我ガイアール・ブランド

最近減少傾向にある速攻系統のデッキの救世主になり得るカード。
新弾のサポートカードによって構築などは大きく変わりそうですが、1コスト→2コスト→1コスト+《我我我ガイアール・ブランド》だけで+1過剰打点を組み上げることが出来ます。
BAKUOOON・ミッツァイル》が抜けた赤単速攻は再現性が低かったのもあったので、 《”罰怒”ブランド》と組み合わせて使いそうだなぁと予想しています!

ガイアールカイザーくんの血縁関係者からのクロニクルデッキがめちゃくちゃ出てるってツイートを見てある意味ボルシャックドラゴンよりデュエルマスターズの代表的なドラゴンなのでは……?ってなってました。

2位 《砕慄接続グレイトフル・ベン

みんな大好きビッグマナカード。

墓地をマナに変換する能力とディスタスをマナから踏み倒す能力が単体で完結していて非常に強力です。

個人的には新弾の《Disアイ・チョイス》と最も噛み合っていると思っていて、呪文面にトリガーが付いている《天地命動バラギアラ》や《ルシファー》などを組み合わせて一気にコンボや展開を狙いたいカードです。

弾が進むにつれ踏み倒せるディスタスも増えていくので、将来的に更に暴れてもおかしくないカードなのもあり、2~3枚は確実に持っておきたいですね。

サラッとブロッカーを持っているのもGOOD

3位 《ディスタス・ゲート

上の《砕慄接続グレイトフル・ベン》と少し似ていますが、個人的には結構可能性枠です。

5マナで7コスト以下になるように好きな数を手札、墓地やマナからも出せる、非常に強力なカード。サラッとシールドトリガーが付いていて受け札になるのも最高。

ササゲールで使い終わったディスタスや、墓地肥やしなどで墓地に置いたディスタス等をサッと踏み倒せます。

現在のプールだと各種ササゲールや《Disアイ・チョイス》くらいしか踏み倒す対象が思い浮かびませんが、3弾4弾で化ける可能性もあるので、4枚は必ず持っておきたいカードですね!


と言うわけで今回は王来編第二弾のカード紹介でした!今回もめちゃくちゃ開封するのが楽しいパックだと思うので今から開封するのが楽しみです!

20thレアも前回同様めちゃくちゃ熱そうですし、オタクホイホイな先生方のイラストが多そうですし本当に楽しみですね……!

3色のレインボーカードがまた増えたので、多色デッキの色基盤が更に強化されたのも気になる点です。個人的には環境に影響を与えそうなカードは上記のカードや《禁時混成王ドキンダンテXXII》辺りがまずは来るのかな?と少し思っています。

それじゃあ今回はこの辺で!

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