遊戯王 │ デッキ紹介 │ しの【閃刀姫】
Card Rush Prosとして活動しているしの(@Shino_NextPlay)です。
今回は7月17日に発売された《BURST OF DESTINY》で登場したカード、《D-HERO デストロイフェニックスガイ》によって強化された【閃刀姫】のデッキ解説の記事となります!
まずは【閃刀姫】のデッキレシピを公開し、その後構築のポイントについて解説していきます!
※ラッシュメディア記事内紹介のカードは
カード名のリンク、記事末尾のバナーを
クリックで通販サイトへアクセスできます
通販サイト(https://www.cardrush.jp/)
◾️デッキリスト : 閃刀姫
閃刀姫 | |
---|---|
デッキリスト | |
3× 《閃刀姫-レイ》 1× 《閃刀姫-ロゼ》 1× 《D-HERO ディバインガイ》 1× 《D-HERO ダッシュガイ》 1× 《アーティファクト-デスサイズ》 2× 《エフェクト・ヴェーラー》 3× 《灰流うらら》 3× 《増殖するG》 -モンスター 15- 2× 《閃刀起動-エンゲージ》 2× 《閃刀機-ウィドウアンカー》 2× 《閃刀機関-マルチロール》 1× 《閃刀術式-アフターバーナー》 1× 《閃刀術式-ジャミングウェーブ》 1× 《閃刀機-ホーネットビット》 1× 《閃刀機-シャークキャノン》 1× 《閃刀機-イーグルブースター》 1× 《閃刀空域-エリアゼロ》 1× 《魔鍾洞》 1× 《テラ・フォーミング》 1× 《増援》 2× 《金満で謙虚な壺》 2× 《墓穴の指名者》 2× 《禁じられた一滴》 3× 《フュージョン・デステニー》 -魔法 24- |
1× 《センサー万別》 -罠 1- 2× 《閃刀姫-ハヤテ》 1× 《閃刀姫-カイナ》 1× 《閃刀姫-カガリ》 3× 《閃刀姫-シズク》 1× 《閃刀姫-ジーク》 1× 《アーティファクト-ダグザ》 1× 《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》 1× 《水晶機巧-ハリファイバー》 1× 《神聖魔皇后セレーネ》 1× 《トロイメア・ユニコーン》 1× 《アクセスコード・トーカー》 1× 《D-HERO デストロイフェニックスガイ》 -エクストラ 15-メインデッキ:40枚 EXデッキ :15枚 |
■今回の【閃刀姫】の構築ポイント
今回の【閃刀姫】の構築ポイントは3点あります。
1.【D-HERO】ギミックを採用している点
2.環境を読んだ汎用カードの採用枚数
3.先攻でも後攻でも強く戦えるように構築している点
1つ目から説明していくと、【D-HERO】ギミックの採用により、今までの【閃刀姫】に足りなかった妨害力と、盤面解決力を手に入れつつ、素材となる《D-HERO ディバインガイ》により2枚ドローも行えるようになっています。
メインギミックだけで強力な妨害手段を用意出来るようになった事は、【閃刀姫】デッキに足らない部分を補える組み合わせとなっていますし、【D-HERO】ギミックを採用した事によって不採用となっている《強欲で貪欲な壺》の効果も《D-HERO ディバインガイ》によって同じ事が出来ます。
モンスターカードの枚数が少ないこのデッキでは、この効果をほぼ確実に行える点も相性が良いです。
2つ目は手札誘発の採用や《禁じられた一滴》のような汎用カードの採用についてです。
今回、採用している汎用カードには、《禁じられた一滴》《墓穴の指名者》《センサー万別》といった普段の【閃刀姫】ではあまり採用されていないカードが多く入っており、手札誘発は《エフェクト・ヴェーラー》《灰流うらら》《増殖するG》の計8枚のみとなっています。
勿論、これら汎用カードを抜いて手札誘発を多く採用する形にも出来るのですが、現在の環境デッキには手札誘発のメタが被らないデッキというものが多く存在していて、採用する手札誘発の選択が難しいです。
しかし、先攻で絶対に勝てる展開を行ってしまう展開系デッキというものも少なく、中低速のデッキが多い環境でもあります。また、多くのデッキが【D-HERO】ギミックを採用している事から、どんな相手にも対応出来るように手札誘発の枚数を減らしてこれらに対応出来る汎用カードを採用しています。
3つ目は【アーティファクト】ギミックの採用についてです。
《アーティファクト-デスサイズ》と《アーティファクト-ダグザ》を採用していますので、メインデッキの構築を邪魔せずとも、【閃刀姫】ギミックだけで【アーティファクト】ギミックにも【D-HERO】ギミックにもアクセス出来るようになっています。
これらによって、先攻で《アーティファクト-デスサイズ》+《D-HERO デストロイフェニックスガイ》のコンボを決める事が出来ます。
今までの【閃刀姫】には無かった強力な先攻展開が行えるようになったのは、デッキとしてかなり強くなっています。また、元々の【閃刀姫】の特徴である後攻の強さは全く失われていませんので、以前よりも先攻・後攻のどちらも強く戦えるデッキに仕上がったと思います!
■展開例
こちらは一例ですが、初手に《閃刀起動-エンゲージ》と《閃刀機関-マルチロール》、《閃刀姫-レイ》を持っている時の展開方法をご紹介します。
《閃刀起動-エンゲージ》発動、効果→《閃刀空域-エリアゼロ》をサーチします
.
《閃刀機関-マルチロール》カードの発動をします
.
《閃刀空域-エリアゼロ》カードの発動をします
.
《閃刀姫-レイ》召喚
.
《閃刀空域-エリアゼロ》効果、《閃刀姫-レイ》対象→チェーンして《閃刀姫-レイ》効果→《閃刀姫-カガリ》召喚、《閃刀空域-エリアゼロ》によって【閃刀姫】カードが捲れたらサーチ
.
《閃刀姫-カガリ》効果→《閃刀起動-エンゲージ》を回収します
.
《閃刀機関-マルチロール》効果、《閃刀空域-エリアゼロ》対象→《閃刀空域-エリアゼロ》効果→《閃刀姫-ロゼ》召喚
.
《閃刀姫-カガリ》+《閃刀姫-ロゼ》→《アーティファクト-ダグザ》召喚
.
《閃刀起動-エンゲージ》効果→チェーンして《アーティファクト-ダグザ》効果→《アーティファクト-デスサイズ》をセットし、《閃刀機-ホーネットビット》をサーチします
.
《閃刀機-ホーネットビット》発動、効果→《閃刀姫トークン》召喚→《閃刀姫-シズク》召喚
.
《アーティファクト-ダグザ》+《閃刀姫-シズク》→《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》召喚、効果→《フュージョン・デステニー》の効果を使用して、《D-HERO ディバインガイ》+《D-HERO ダッシュガイ》を素材に《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を召喚します
.
エンドフェイズに《閃刀機関-マルチロール》効果→《閃刀起動-エンゲージ》を伏せます
これで最終盤面が《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》+《D-HERO デストロイフェニックスガイ》+《アーティファクト-デスサイズ》+《閃刀機関-マルチロール》+《閃刀起動-エンゲージ》+《閃刀空域-エリアゼロ》によって捲れたカード1枚となります。
この盤面を作る事で相手ターン中に《D-HERO デストロイフェニックスガイ》効果で相手のカードを破壊と《アーティファクト-デスサイズ》の召喚、自分のターンでは《D-HERO ディバインガイ》の効果と墓地魔法3枚の《閃刀起動-エンゲージ》で《閃刀姫-レイ》をサーチし、後続の確保を行うと共に3枚のカードをドローする事が出来ます。
フィールドに《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》や《アーティファクト-デスサイズ》が残っていれば、チューナー召喚及び《D-HERO ダッシュガイ》の効果や《閃刀機-シャークキャノン》等で《水晶機巧-ハリファイバー》→《エフェクト・ヴェーラー》→《神聖魔皇后セレーネ》→《エフェクト・ヴェーラー》→《アクセスコード・トーカー》の流れでワンターンキルも狙う事が出来ます。
また、先攻展開中にリンク数をもう1体増やす事が出来れば、《アーティファクト-ダグザ》をフィールドに残す事が出来ますので、2ターンの間《D-HERO デストロイフェニックスガイ》+《アーティファクト-デスサイズ》の妨害を押し付ける事も出来ます!
■おわりに
今後も環境に合わせた構築に変化させる事で大会環境を長く戦って行けるテーマです。ぜひ皆さんも【閃刀姫】構築してみてください!!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
↓クリックで通販サイトへ↓