考察記事 | 凱 | シティリーグシーズン3


こんにちは、凱(@yamayoshi1026)です。
今回は2月に行われたシティリーグの環境をおさらいしていきます。
以前に行われたシティリーグシーズン2の振り返りはこちらになります。


この環境からの延長だという前提で解説をしていきたいと思います。
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■カードプールの変化


カードプールの変化として、拡張パック「VMAXライジング」の発売がありました。この中でも特に環境に変化を与えたカードが3種類。


 
ほとんどの攻撃を耐えられる耐久力を持っています。さらに、炎タイプなので《ザシアンV》に対して弱点を突くことができます。既存のデッキに対しても比較的有利に立ち回りやすいところも良い点です。
《ザシアンV》系統のデッキの数がシーズン2に比べてやや減少傾向になった理由の1つと言えます。



主に《ピカチュウ&ゼクロムGX》デッキの構築に貢献したカード。動きの安定感に加え、場に雷エネルギーを溜めることができたら、ワザ「ライトニングストーム」で高火力を押し付けることも出来ます。



相手のサイドが少なければ少ないほどダメージが上がっていくワザ「リベンジバースト」を持つ。最大で270ダメージを叩き出すことが可能で、相手のTAG TEAMポケモンも1撃で倒せるようになる。
このカードのおかげで《溶接工》《カラマネロ》でエネルギー加速をするデッキのアタッカーの幅が広がりました。
また、特性「やわらかウール」を加味すると、実質240の耐久があり、ある程度の攻撃は耐えることができるのもポイント。

■新規カードによる環境の変化


増加したデッキは
・  炎系統(《エースバーンVMAX》含む)
の3つが挙げられます。そしてこれらの増加に伴い、《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》《ザシアンV》がやや減少。
また、上の3つのタイプに対して有利トレードをしやすい《ズガドーン》が増加。
これをもとにTier表を作ると
Tier1
Tier1.5
Tier2
炎系統(《エースバーンVMAX》含む)
Tier3
その他
更にここにLO系統のデッキが加わる形になります。
また、Tier1として挙げた、《ピカチュウ&ゼクロムGX》《ミュウツー&ミュウGX》(超軸)のデッキ構築や立ち回りにはある変化が生まれました。
それぞれ詳しく解説していきます。


前文でも紹介した《パルスワンV》が構築、立ち回りに影響を与えています。

そもそも以前までの《ピカチュウ&ゼクロムGX》を軸としたデッキは、後攻1ターン目の動きが大きく2種類ありました。
《サンダー》のワザ「アサルトサンダー」
《ピカチュウ&ゼクロムGX》のワザ「フルドライブ」
どちらの動きをした場合も最速で《ピカチュウ&ゼクロムGX》のワザ「フルドライブ」に到達するためには、《カプ・コケコ◇》のエネルギー加速や《サンダーマウンテン◇》等を要求します。
よって、序盤の動きの振れ幅が大きいデッキになりがちでしたが、《パルスワンV》のワザ「そうでん」という後攻1ターン目の選択肢が増えました。これにより《カプ・コケコ◇》を温存しながら2ターン目以降の動きを作ることができます。
また、場にエネルギーが溜まれば、《パルスワンV》のワザ「ライトニングストーム」による高打点も見込めます。
以前の《ピカチュウ&ゼクロムGX》のデッキには無かった、受け回しながらエネルギーを溜めるという動きの価値が大きく変わったと感じています。


ポケモンVがある程度環境に食い込むにつれ、越えなければいけないダメージのラインに変化が出来たと感じています。よって、《ミュウツー&ミュウGX》の使うワザやアタッカーの選択肢にも変化がありました。
012

CL愛知~1月のシティリーグでは、TAG TEAM中心のデッキがほとんどで、《ミュウツー&ミュウGX》の使うワザの選択肢は、《オーロット&ヨノワールGX》《ウルトラネクロズマGX》《ゲンガー&ミミッキュGX》あたりでほとんど完結している印象でしたが、今回の弾から実質HP190~240あたりのポケモンVの活躍が目立つ印象を受けました。
これらのポケモンに対しては、《ウルトラネクロズマGX》《ゲンガー&ミミッキュGX》では、エネルギーを失ってしまう「フォトンゲイザー」、ダメージがやや不確定な「ポルターガイスト」に頼る構築の場合、やや攻撃面で不安要素を抱えることになります。
そこで、HP190~240付近の耐久に対して有効なアタッカーとしてあがってきたのが、このあとに挙げる3種類。実際にこれらのカードを採用してシティリーグに臨んだ人も多いと思います。



自身のワザ「ちょくげきだん」や《ギラティナ》の特性「やぶれたとびら」から高打点を狙えます。《オーロラエネルギー》を採用しているタイプには採用率が高かった印象です。



ワザ「コズミックバーン」で230まで見ることができます。超エネルギーのみ採用しているデッキには入れたい1枚です。



中盤以降に活躍が見込めるカード。超軸の《ミュウツー&ミュウGX》の課題として、メインアタッカーがTAG TEAMポケモンに依存しがちで、相手に3-3のサイドプランを取られやすい点などがありました。
取られるサイドが2枚のアタッカーの中では、この《バイウール―V》はかなり強力な立ち位置になります。
さらに、対LOの対策として、「スティンガーGX」を持つ《アーゴヨンGX》と、相手のサイドが3枚の時に強力になる「デプスボム」を持つ《ズガドーン》の組み合わせも見られました。

■あとがき


2月のシティリーグの考察でした。
カードプールの変化によって既存のデッキの評価が変わっていったり、更にその先へと進んでいく過程を楽しみたいですね。
「反逆クラッシュ」後の環境変化も要チェックです!
それではまた!

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