大会レポート | サイトウコウセイ | シティリーグ:シーズン5


こんにちは、サイトウコウセイ(@cwpokeca)です!
今回は3月21日に行われたシティリーグシーズン5で優勝することができたので参加レポートと、使用した《ミュウVMAX》デッキについて解説していこうと思います。
今回はCL愛知直前という事もあり中級者〜上級者向けの解説となります。
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■デッキ選択の経緯



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バトルリージョン発売後の環境序盤〜中盤にかけて新しいアーキタイプのデッキ(《ミノマダム》《かがやくゲッコウガ》《ヒスイダイケンキVstar》《ミルタンク》)が登場しました。
それらのデッキが環境に出たタイミングで高い勝率を出せていた理由は、これらのデッキが「何をしてくるかわからない」というプレイヤーが多かったというのも、大きな要因の一つでした。
今回参加したシティリーグは環境終盤であり、上記のような新しいアーキタイプのデッキとも十分に練習できる時間があるというのは事前にわかっていた為、シティリーグではデッキパワーと安定感が高い《ミュウVMAX》《アルセウスVstar》《インテレオン》のデッキの使用を考えていました。

《ミュウVMAX》を選択した要因



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上記2択から《ミュウVMAX》デッキに決めた理由は、以下の4つが主な要因です。
《アルセウスVstar》が環境に増えすぎており、《アルセウスVstar》を使う場合《チェレンの気くばり》を打ち合う試合になる事が多いので、時間切れ両者負けになるリスクを感じた。
・練習時間を長い期間取ることができたので、現環境で流行している《アルセウスVstar》を中心とした環境デッキにも勝てる自信があった。
・弱点をつかれる相手にも先にサイドを先行すれば十分に勝てる見込みがある。
・ミラーマッチは先攻有利ではあるもののプレイングや構築で後手からでも勝てる自信があった
《ミュウVMAX》は現環境トップクラスのデッキパワーがあるので、どのデッキからも意識されているというのはデメリットになりますが、それを上回るデッキパワーを持っており、対策カードにもプレイングでカバーできるのは魅力的だと感じました。

■デッキリスト



こちらがシティリーグシーズン5で使用した構築となります。いわゆるテンプレートに近い型ですが、現環境の《ミュウVMAX》デッキで採用率が低い《ダンデ》を今回は採用した為そちらの解説と、他の構築に採用されており今回採用を見送ったカードの不採用理由を簡単に解説していきます。

《ダンデ》の採用理由



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バトルリージョン環境が終盤にさしかかるにつれて《アルセウスVstar》《ミュウVMAX》デッキがシティリーグ上位進出率が高いというデータが出ていた為、特に《ミュウVMAX》《アルセウスVstar》のデッキに勝つという事を意識する必要がありました。
《ミュウVMAX》のミラーマッチと《アルセウスVstar》戦は3回のワザでいかにサイドを6枚取り切るかという試合になります。《ミュウVMAX》のミラーマッチでは特に後攻になり、《メロエッタ》のメロディアスエコーでサイドを1枚しか取れなかった場合は、どこかで必ず《ミュウVMAX》を1回の攻撃できぜつさせる番を作らなければ、こちらが1-2-2-1or2というサイドプランになり勝利まで4ターンかかる所を、相手は2-2-2で3ターンで勝てるという状態になり勝利できなくなります。

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《ミュウVMAX》をきぜつさせる為には《パワータブレット》《こだわりベルト》などを合計4枚揃える必要がありますが、その要求を1枚でも減らす為に採用しました。特に後攻を取った場合《パワータブレット》を温存しながら展開しないといけない試合も多く上手く回らない事もありますが、このカードがあると《パワータブレット》を無理に温存しなくても良くなるというのもメリットです。
《アルセウスVstar》戦も同じく相手が2-2-2のプランを狙ってくる中でこちらも2-2-2としっかりサイドを取り切るように動く必要があります。一番の理想は《フュージョンエネルギー》《ミュウVMAX》に全て集めて《メロエッタ》のメロディアスエコーの280ダメージを連打できる状況を作る事なのですが、サイド落ちも含めて上手くその状況が作れない時にこのカードがあると《アルセウスVstar》を倒しやすくなります。
また《アルセウスVstar》は1回の攻撃できぜつさせられなければ《チェレンの気くばり》などで回復されるのも厳しいので、できるだけ1回の攻撃で仕留めやすくできるように採用しました。

■不採用カード


ここからは採用を検討しましたが見送ったカードの不採用理由について紹介していきます。



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こちらに関しては枠の都合です。スタートしても強いですし、サイドに複数枚落ちると困るカードでもあるので理想は4枚採用ですが今回は枠の都合と《霧の水晶》を採用していたという事もあり3枚の採用となりました。



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バトルリージョン環境初週頃までは評価が高かったカードです。後手の時に相手のエネルギーが付いているポケモンにダメージを与え次の攻撃できぜつさせやすくしたり、相手の逃げるエネルギーが重いポケモンをバトル場に呼び出しつつサイドを取るなどトリッキーな戦い方ができます。
ただ、最近は《かがやくゲッコウガ》《れんげきウーラオスVMAX》が環境に多く《マナフィ》を採用した構築が増えている為、強く使えないシーンが増え不採用となりました。



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シティリーグの前日のデッキ登録直前まで3枚採用していましたが、調整段階で負けている試合がほとんど序盤にポケモンを並べられないか、終盤の《頂への雪道》《ツツジ》でしたので、どちらも1枚で完結できる《霧の水晶》を優先して採用した結果不採用となりました。



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序盤に《ボスの指令》などをトラッシュしても後から山札に戻せるのは優秀ですが、初めの番に沢山引いてしまうケースは稀なので必要性を感じなかった為不採用となりました。



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コインで表を出せればかなり強力なカードで《フュージョンエネルギー》《パワータブレット》などを主に山札に戻せるのが強みです。
ただ、サポート権を使用する必要がある事とダメージを上げるカードを戻す事が多かったので《ダンデ》で確実にダメージを上げる方がゲーム全体を見るとプレイしやすいと感じ不採用となりました。



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序盤のどうしようもない事故などを解消できるスタジアムです。ただ序盤以外ではほぼ使わない事が多い為、序盤、中盤、終盤のどのタイミングでも使える《ローズタワー》を採用しました。



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《基本超エネルギー》が2枚採用の場合は採用したいカードですが、1枚しか採用しておらず、使える場面が限定的な為不採用となりました。

■対戦レポート


予選1回戦 白馬アルセウス 先 ◯
予選2回戦 アルセウスインテレオン 後 ◯
予選3回戦 アルセウスジュラルドン 後 ◯
予選4回戦 アルセウスジュラルドン 先 ◯
予選5回戦 アルセウスジュラルドン 後 ◯
予選リーグ1位
決勝トーナメント
準々決勝 ムゲンダイナ 後 ◯
準決勝 アルセウスインテレオン 先 ◯
決勝 白馬アルセウス 後 ◯
結果:優勝



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相手の先攻1ターン目に《メッソン》に手張りで《アルセウスV》をベンチにおき番を終わりだったので、次の番に《アルセウスVstar》でワザを使えたとしても前のポケモンしか倒せないなと思い、《ミュウVMAX》《メロエッタ》のメロディアスエコーで280ダメージを連打できる盤面作りを目指しました。
《カミツレのきらめき》《ミュウV》2枚にエネルギーを貼る。次の番で相手は《アルセウスVstar》を出すものの攻撃出来ず、その次の番でもう一度《カミツレのきらめき》《ミュウVMAX》2体に《フュージョンエネルギー》が4枚付いている状態を作り、そこから一方的にサイドをとり進めて勝ち。



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先にサイドを2枚取られる厳しい展開でしたが1戦目同様メロディアスエコーで280ダメージ出せる状態を作り相手も2-2こちらも2-2とサイドを取っていきました。
最終ターンに相手がエネルギーがなく《キバナ》使い《大きなおまもり》をつけつつ前の《ミュウVMAX》にワザを使った所をこちらは《パワータブレット》を使いきぜつさせ勝利。プレイミスも3個程してかなり危ないマッチでした。



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後攻でしたがマリガンで4枚程もらった状態からスタート。お相手がバトル場の《アルセウスV》に手張りして、ベンチに《ジュラルドンV》を出し番終わり。そこから《メロエッタ》のメロディアスエコー210ダメージ+《こだわりベルト》できぜつさせ、次の番からはベンチの《アルセウスV》《ボスの指令》呼び出してきぜつさせていき勝利。



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こちらは先攻でしたがマリガンを貰った状態でしたので場を展開し番を返し、次の番からはエネルギーが付いた《アルセウスV》をきぜつさせていき、最後は《やまびこホーン》《アルセウスV》をベンチに出し《ボスの指令》で呼び出し勝利。



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後攻でしたがマリガンを多く貰い、相手は《アルセウスV》に手張りで終わり。そこに《メロエッタ》のメロディアスエコー210ダメージ+《こだわりベルト》を決めたね切れ勝利。



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後攻で相手の展開が渋く、エネルギーがポケモンに付けれていない状態で《ドガース》前、ベンチに《ムゲンダイナV》2枚と《クロバットV》2枚で終わり。その返しの番で《あなぬけのヒモ》《メロエッタ》のメロディアスエコーでサイド2枚を先行しそのまま2-2-2とサイドを取り勝利。



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先攻でこちらが上手く展開でき番を返す。そこに対してお相手がベンチの《アルセウスV》に手張りし《頂への雪道》を貼りつつ、《ボスの指令》《ゲノセクトV》を前に出し終わり。解決札がなかったので《カミツレのきらめき》《フュージョンエネルギー》《ミュウVMAX》に貼る。お相手もそこから止まりお互いドローゴー状態になる中でとりあえず《ミュウVMAX》2体に《フュージョンエネルギー》4枚を付けている状態を作りました。
5ターン位経過しようやく相手がバトル場の《ゲノセクトV》を倒してサイドが進み、そこからこちらはメロディアスエコー連打。お相手が《崩れたスタジアム》をトラッシュしていたこともあり、《頂への雪道》をあえて剥がさずに戦い相手のスターバース使わせない事と《ツツジ》を使われても解決できるようにベンチ枠を空けてボールを使わないようにプレイして《バケッチャ》を使いやすくしていました。
お相手が最後に《ツールスクラッパー》《こだわりベルト》をトラッシュし、《大きなおまもり》を付けて《ツツジ》を使いましたが、《クイックボール》を引く事ができ《バケッチャ》を出して、《頂への雪道》をトラッシュし最後の勝利に必要なカードを揃え勝ち。



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後攻でしたが、お相手がバトル場《メッソン》スタートでベンチの《アルセウスV》に手張りで終わり。そこに《あなぬけのヒモ》《メロエッタ》のメロディアスエコーを決め、そのままテンポを取り勝利。

■おわりに


今回のシティリーグは優勝という最高の形で終わる事ができました。
CL愛知で《ミュウVMAX》デッキは優勝候補の一つでもあると思っていますので、是非参考にしてみてください!では!
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