
ポケモン │ 解説記事 │ あむ【エクストラレギュレーション環境について】
2021年1月下旬にエクストラレギュレーションの禁止カードリストが改訂されました。
この改定で新たに禁止カードとなったのは《ヤレユータン》《時のパズル》《オカルトマニア》《シェイミEX》《ミロカロス》《ヤミラミ》
今回はこれらのカードが禁止になったことによる影響についての解説と、おすすめデッキの紹介を行います。
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■禁止カードに関して
《ミロカロス》の禁止と《シェイミEX》の禁止により、以前の環境で猛威を奮った《オーロット&ヨノワールGX》のワザ「ナイトウォッチャー」を《エリートトレーナー》といったカードと組み合わせて相手の手札をハンデスするデッキタイプは少し実現が難しくなりました。
しかし、依然《マルマインGX》などのエネルギー加速は残っているため、今後も一定数は存在していそうです。
また、《シェイミEX》は《回収ネット》とのコンボが強力だったので、エクストラレギュレーションのドロー力は少々落ちることになりました。
《時のパズル》や《ヤレユータン》のレギュレーション落ちは正直なところ一部のデッキタイプが組みにくくなるだけで、LOやコントロール系のデッキは形を変えるだけで今後も十分強力なデッキは作成可能という印象。
このタイプのデッキは環境デッキが固まっていけば行くほど強力に存在感を発揮していきそうです。
今回のレギュレーション変更で最も影響が大きいのが《オカルトマニア》の禁止です。
《オカルトマニア》は「次の相手の番の終わりまで、おたがいの場・手札・トラッシュのカードに書かれている特性」を全て無くすサポートです。
エクストラレギュレーションにおいては《バトルサーチャー》というトラッシュからサポートを使い回すことが出来るカードがあるため、デッキに1枚入れるだけで何回も使うことが可能です。
これまではこのカードの存在で「特性」に依存しすぎたデッキタイプ(《ラフレシア(イライラかふん)》などのロックを前提としたデッキや、《ジュナイパー》や《ラフレシア(にがにがかふん)》《ドンカラスGX》など)は常にリスクがある状態でしたが、今後は少し使いやすくなりそうです。
とはいえ《ダストダス》はもちろん、たねポケモンに対しては《エンペルトV》や《アローラベトベトン》といった特性封じも存在するので気を付けましょう。
まだ環境が定まっていない部分もありますが、個人的には《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》+《ファイヤー&サンダー&フリーザーGX》や《ガブリアス&ギラティナGX》+《オンバーンGX》、《ウルトラネクロズマ》+《ダストダス》などの《ダブルドラゴンエネルギー》を軸にしたデッキタイプは強力だと考えています。
今回はその中から《ウルトラネクロズマ》+《ダストダス》(通称ラボネク)を紹介します。
■サンプルレシピ : ラボネク
エクストラレギュレーションのデッキでは代表的かつ非常に使いやすいラボネクのサンプルレシピを紹介します。
《ウルトラネクロズマ》の特性を《サイレントラボ》や《ダストダス》で消すことで序盤から使用可能にし、かつ相手の特性を制限しながら《ウルトラネクロズマ》のワザ「ほろびのかがやき」170ダメージという高い打点を《ダブルドラゴンエネルギー》1枚で使用していきます。
デッキとしても何を厚く見るかで構築の変化が可能なので、環境を見ながら自分なりのエクストラレギュレーションデッキを組んでみてください。