
ポケモン │ デッキ紹介 │ あむ【《セキタンザンVMAX》+《マグカルゴ》】
チャンピオンズリーグ横浜お疲れ様でした。
今回は使用デッキの《セキタンザンVMAX》《マグカルゴ》のデッキを紹介していきます。
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ポケモン │ 大会レポート │ あむ【CL横浜2021】
今回は《 セキタンザンVMAX》《 マグカルゴ》《 ヤレユータン 》を使用しました。 しばらくは別のデッキを候補としていたのですが、《 キャプチャーエネルギー》の採用枚数を1,2枚から一気に4枚に増やす構築を試したところ非常に感触が良く、《 マグカルゴ 》さえ立てば手札事故が回避出来ることもあり、一気に構築が変わっていき今回のようなデッキレシピになりました。 《
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■このデッキを使用した理由
元々環境的に《ムゲンダイナVMAX》や《ピカチュウ&ゼクロムGX》などに対して闘タイプが非常に強く、また《ズガドーン》相手や想定外のデッキ・非GX中打点の相手(《ドンファン》や《ミカルゲ》などなど)といったデッキにも強いため、《セキタンザンVMAX》は1ヶ月ほど前から注目していました。
しかし《マグカルゴ》型のデッキは1進化が2ラインと安定性に欠け、《ヤレユータン》のみで回す所謂コンボ型も《マリィ》や《リセットスタンプ》への耐性がなく、チャンピオンズリーグ本番で使いたくはないが使用プレイヤーが多い可能性があり、練習用デッキとして構築を練っていました。
調整を進める中で、デッキパワーは落ちるものの《ソニア》や《オーキド博士のセッティング》などで盤面を作る構築の感触が良く、たねポケモンの展開をするために《キャプチャーエネルギー》を多めに入れた構築を試した所かなり序盤の安定性も上がり、デッキ全体もパワーを落とすことなく60枚に収まったので、当日チャンピオンズリーグでの使用を決めました。
ここからはこのデッキを触ったことがない方に向けたデッキの基本的な解説になります。
■基本的な動かし方の解説
メインのポケモンは《セキタンザンVMAX》
HPは330で《ストーン闘エネルギー》や《ムキムキパッド》で耐久力を上げていくポケモン。
ワザ「ふんかだん」でデッキトップをトラッシュし、それがエネルギーだった場合自身に付けることが出来ます。これにより《ストーン闘エネルギー》を早い段階から複数枚つけ、《マオ&スイレン》といったカードで回復して戦うデッキになります。
最大限のムキムキ状態になると《ムキムキパッド》+《ストーン闘エネルギー》4枚で実質HP460と《ズガドーン》のワザ「ひのたまサーカス」で炎エネルギーを10枚トラッシュしないと倒すことが出来ません。
また「オルタージェネシスGX」後の「アルティメットレイ」も100ダメージと《マオ&スイレン》で全快するレベルの耐久になります。非常に楽しいのでオススメ。
この動きをサポートするポケモンとして優秀な特性を持っているのが《マグカルゴ》と《ヤレユータン》の2枚。
《マグカルゴ》の特性じならしにより好きなカードをデッキの一番上に乗せ、それを《ヤレユータン》の特性や《マリィ》《博士の研究》《クロバットV》といったカードでドローしたり、《ストーン闘エネルギー》を乗せ《セキタンザンVMAX》のワザ「ふんかだん」で打点補助とエネルギー加速を行ったりします。
また、ワザ「ふんかだん」をサポートする役割として《ヤレユータン》がいます。
特性「さるぢえ」により手札のエネルギーをデッキトップに置き、ワザのサポートを補助することが出来ます。
このように《マグカルゴ》と《ヤレユータン》は様々な動きの補助にもなりますし、《セキタンザンVMAX》のワザのサポートにもなる非常に重要な役割を担っています。
そのため、出来ればどの試合でも《マグカルゴ》は2ライン立て、《ヤレユータン》は最低1枚置くような盤面を目指してプレイします。
■各キーカードの解説
《ガラルネギガナイトV》
《ガラルネギガナイトV》は主に《ザマゼンタV》の対策と《ムゲンダイナVMAX》への打点、そして「ふんかだん」130+200で多くのポケモンに対して早い段階から圧力をかけられるアタッカーとして大事なポケモンです。
特性で《ストーン闘エネルギー》を動かすことは出来ますが、《キャプチャーエネルギー》が動かせないのは要注意です。
《ワンダーラビリンス◇》《無人発電所》
どちらもメインの使い方は中~終盤、相手の要求値を高めることです。
3神《ザシアンV》相手は序盤から貼ることを狙いますが、基本的には《リセットスタンプ》や《マリィ》と合わせながら使います。
《格闘道場》を採用しているレシピも多いですが、サイドが同数もしくは先行している時の効果が弱く、打点的にも《ガラルネギガナイトV》や《ディアンシー◇》・ワザ「キョダイガンセキ」に繋げることで解決出来ることが多いです。何より《ワンダーラビリンス◇》や《無人発電所》を貼った方が強いため今回はこちらの採用になりました。
《キャプチャーエネルギー》
このデッキのコンセプトにもなっているのがこの《キャプチャーエネルギー》を4枚採用している点です。
1ターン目の最低限のゴールとしては《セキタンザンV》と《マグマッグ》を置くことなので、《クイックボール》もしくは《キャプチャーエネルギー》を引くためそれぞれ4枚ずつ採用しました。
これにより単純計算で70%以上はどちらかのカードを引けますし、純粋にスタートした場合や現物を引くことを考えるとその確率は更に上がります。
《マグカルゴ》さえ立てばドローサポートも引くことが出来ますし、ワザの打点と加速が出来るため、序盤に安定して《マグマッグ》を展開することを狙いましょう。
■さいごに
このデッキは少々使い方が難しいため、初めて《マグカルゴ》型のデッキを回す際には少し使いにくい部分もあるかもしれません。
ただ盤面が完成してからの強さは環境の中でも圧倒的にトップレベルなので是非皆さん回してみてください。
それではまた!