
ポケモン│デッキ紹介│あむ【ピカチュウ&ゼクロムGX】
あむさんからのJCS2019の注目デッキ紹介記事をラッシュメディアにいただきました。
今回はJCSで結果を残したデッキの中から気になったデッキタイプについて。
※記事内紹介のカードはカード名のリンク、記事末尾の
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JCS シニアリーグ ベスト64 《ピカチュウ&ゼクロムGX》+《ムウマージ》
作成者カゲロウ(https://twitter.com/kage_ptcg)
コンセプト
既存の《ピカチュウ&ゼクロムGX》デッキとは大きくコンセプトが異なる所が気になった。
現環境において、《ピカチュウ&ゼクロムGX》は打点が足りてるとは言えず、耐久力も他のTAG TEAMポケモンに比べたら見劣りしてしまう。
特に《レシラム&リザードンGX》相手は、《カキ》や《溶接工》といったカードに対して速度と耐久力が間に合わず戦いにくくなってしまったため、自然と数を減らしていった。
そのような弱い部分を解消するアプローチとして取り入れられているのが《ムウマージ》の存在。
デッキの強い動きとしては《ムウマージ》の特性を起動し、《カウンターキャッチャー》から《ピカチュウ&ゼクロムGX》のワザ「フルドライブ」で相手のアタッカーに先に触りに行くこと。先攻であれば2ターン目、後攻であれば1ターン目にこの動きが出来れば、相手のアタッカーに先に触ることが出来るので有利に試合を進めることが出来そうだ。
さらに1体目の《ピカチュウ&ゼクロムGX》が倒された時点で、相手のサイドは2枚以下になっている。そのタイミングであれば《リセットスタンプ》+《ムサシとコジロウ》が上手く決まるため、後続の《ピカチュウ&ゼクロムGX》が暴れてくれるだろう。
レシピを変えるなら?
個人的にこのようなデッキタイプにおいては、強い動きをより強くすることが好ましい。
《アローラベトベトン》や《ウソッキー》といったカードは抜き、サーチカードとしての《電磁レーダー》を増やしに行く。《ムウマ》もしくは《ピカチュウ&ゼクロムGX》でスタート出来れば、「フルドライブ」を打ちやすくなるので、出来る限り余分なたねポケモンでスタートするリスクは減らしたい。
《アローラベトベトン》は非常に強力な特性だが、《フーパ》や《ミュウツー&ミュウGX》は《隠密フード》で止まってしまうリスクもある。また《デデンネGX》や《カプ・テテフGX》は「タッグボルト」の的としても是非出して欲しいカード。立てばメリットが多いが、それ以上にデッキの強い動きを追い求めたい。
《ルチア》や《エネルギーつけかえ》を増やすことで初ターンの「フルドライブ」や2ターン目以降の「タッグボルト」成功率を上げるのも個人的にはありだと思う。
最後に
今回は「TAG TEAM GX」+《ムウマージ》+《ムサシとコジロウ》というギミックが軸となるデッキの紹介だった。この組み合わせ自体は他のTAGでも出来そうなので、《ファイヤー&サンダー&フリーザーGX》や《ミュウツー&ミュウGX》で試してみても面白いかもしれない。
ポイントは序盤の速度。《溶接工》や《ダブル無色エネルギー》、《カウンターゲイン》といったカードが使用出来れば可能性は十分にありそう。
デッキ作成において柔軟な発想は本当に大事。また、このようなアプローチ方法があると知るだけでも、今後デッキ作成の際に役立つかもしれない。
JCSが終わりオフシーズンになったが、情報収集は欠かさず色々な所にアンテナを張っておこう。