こんにちは。komainu(
@koma020116)です。
今回は、先日開催されたCoreMastersで、リスト提供したkuuga選手がベスト4、僕自身がバトラーズカップ2022で4位に入賞した甲竜について紹介していきたいと思います。
目次
▪️デッキリスト
▪️デッキの概要
▪️採用カード紹介
▪️不採用カード・採用を悩んでいるカード
▪️おわりに
デッキリスト
デッキの概要
神煌臨編からほぼ変わらず、制限カードになってしまった《
維持神龍トリヴィ・クラマ》の穴を《
黎明の騎神ゴッド・イグドラシル》で補おうというものです。
最近出た《
白鳥ユウ》がゴッドシーカーをサーチすることができる白の創界神ネクサスであるため、創界神デッキ特有の「初手で負けを確信する手札」がなかなか起こりづらくなっており、かなりの安定性と高火力を持ち合わせたデッキになっています。
プランは大まかに2つ。
・《神撃甲龍ジャガンナート
》による「ワンショットプラン」 ・合体した《黎明の騎神ゴッド・イグドラシル
》+《創界神ブラフマー》の神域による「連パンプラン」これらを自分の手札や相手のデッキの防御札の種類などに基づいて臨機応変に組み立てていくデッキになります。
採用カード紹介
・ゴッドシーカー ネガズボック
基盤シーカー2種類だけでは《
白鳥ユウ》のバリューが低く、このデッキは雲契約の《
蠱惑姫ミズア》も苦手とするため少しでも《
相棒鳥フェニル》の効果を使いにくくするために採用しています。
ハンドを全部放出して打点に変換した後、トップ解決を要求される(化神かシーカーが積もれば勝ちみたいな)シーンがそれなりにあるため、山上を強くする意味合いも大きいです。
・神撃甲龍ジャガンナート
このデッキのメインフィニッシャーで、1枚あたりで出る打点量が1番大きいカードです。
ブレイヴ、《
創界神クリシュナ》、《
創界神ブラフマー》が揃った時の「アタックステップを終了できない連パン」を実現するために欠かせないカードで、流行りの《
絶甲氷盾re》を無視してリーサルを出せるため殺傷力がとても高いです。
また、相手の手札がたくさんあるときには、本体のシンボル増加効果(2点追加)と《
創界神ヴィシュヌ》の神域(1点追加)とブレイヴのシンボル(1点追加)を合わせてワンショット攻撃も可能となっており、2〜3ターン目に出る高打点はそれだけでも強力です。
・黎明の騎神ゴッド・イグドラシル
本来は武装ガチャに入るはずだった化神スピリットです。
以前僕の岐阜の友人がこれを入れた甲竜を回しており、《
維持神龍トリヴィ・クラマ》の穴を感じさせないような安定感だったため、アイディアを借りさせていただきました。
界放の効果でターン無制限の除去と回復効果を持っており、創界神ネクサスが大量に採用できる甲竜との相性は驚くほど良いものでした。
相手が《
白晶防壁re》を撃って来た際、《
大神剣アラマンディー》を合体した《
黎明の騎神ゴッド・イグドラシル》で何度もアタックしてリソース差を広げてからターンを返すという動きは頻出なので絶対に覚えておきましょう。
・天照機巧・五誓君クマノ・クスビ
発動しやすいバースト条件で汎用除去効果とコアブーストを併せ持っています。
流行りの《
超星使徒スピッツァー・ドラゴン》で剥がされた時にもバースト発動することが可能なため、《
三災獣・海災ディザイアタン》の召喚に合わせて発動し、相手のフィニッシャーを欠損させることも可能です。
また、相手が契約降臨した後に《
青の世界》や《
グルナバートの大滝》のような配置時効果持ちネクサスをプレイしようものなら、相手の契約スピリットを除去し、実質何もさせずにターンを貰うことすら出来ます。
シーカー2種のサーチ対象で創界神の神託対象でもあるため非常に使い勝手がいいです。
・創界神ブラフマー
蒼契約の流行によって《
アントラーウミウシ》を止めるべくして現在は多くのデッキの防御札が《
絶甲氷盾re》か《
覇王爆炎撃re》になっています
。
このカードは《
絶甲氷盾re》を神域で超え、《
覇王爆炎撃re》を創界神の特権である完全耐性で超えることができるため今の環境とよくマッチしたカードです。
夜族対面で相手の《
黄泉ノ獣ライウンコマイヌ》をケアしたい時、神話ブレイヴをこれに合体させることでコスト6にしてケアできるのは覚えておきましょう。
・白鳥ユウ
今月まで配布されるショップバトル景品のスーパーカードです。 悪いことは言わないので今のうちに絶対買っておきましょう。間違いなく配布期間が終わった時にどうしようもない高騰をします。それもそのはず、このカードは白が今まで苦手としていた「能動的なドロー、サーチアクション」を可能とする数少ないカードだからです。
同じく能動的なドローを可能とした《
小氷姫クラーラ》はあまりに強すぎたことから制限カードに指定されてしまいました。
流石にクラーラレベルとまでは言いませんが、間違いなく今後使われるデッキは増えていくと思われるので今のうちに全力で回収しておきましょう。
回復効果も含め強すぎます。
不採用カード・採用を悩んでいるカード
・小氷姫クラーラ
《
白鳥ユウ》のサーチ対象の最強ドローソースです。
しかし、このデッキは初動で白シンボルをたくさん置けるとは限らず、《
創界神ブラフマー》2枚とかからスタートしてしまった場合に重いコストを支払って召喚するのがネックに感じたため《
ゴッドシーカー ネガズボック》を優先しています。
甲竜というデッキは、「縦引きで色々なカードを満遍なく引きたい」というよりは「リーサルを出せる特定のカードを最速で欲しい」シーンが多いため、シーカー系の方がデッキの特性と合っているように感じました。
・クリシュナーガ・イクサト
以前甲竜が流行っていた時代にはマストで3枚入っていたくらいのパワーカードです。
その頃は《
維持神龍トリヴィ・クラマ》が3枚入っていたことから煌臨元としての役割も大きく、《
三龍宝剣アブソリュートキャリバー》のような重い神話ブレイヴを軽いコストで出せるというメリットもありました。
今となっては《
維持神龍トリヴィ・クラマ》は制限、《
三龍宝剣アブソリュートキャリバー》は不採用となってしまっているので流石に入れるメリットが少なすぎて不採用です。
・三龍宝剣アブソリュートキャリバー
装甲:赤紫白青という除去が最も飛んでくる色を上から4つ持たせられる耐性ブレイヴです。
現環境では耐性をつけてゆっくり確実に相手を倒すことよりも素早く打点を形成して相手の準備が整う前に倒し切ることが重要視される傾向にあるため、時代合っていないカードだと思います。
フラッシュでの除去が多く飛び交う環境になれば採用候補に上がってくると思います。
おわりに
今回は甲竜の紹介でした!
プレイが比較的シンプルにも関わらず環境での通りが非常によく、めちゃくちゃ勝てるデッキに仕上がっているので昔のパーツを家に持て余していた人たちは是非組んでみましょう!!
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