デュエルマスターズ │ CSレポート │ すめらぎ【カードマックス秋葉原店 デュエマCS】

こんにちは、すめらぎ(@sumeragi48)です。

今回は11月に出場したCSのレポートを書いていこうと思います。

今回とりあげるのは11月17日に行われた「カードマックス秋葉原店 デュエマCS」です。

——–大会詳細——–
個人戦 殿堂
予選スイス5回戦
上位16人上がり
決勝トーナメント4回戦

 

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■環境の分析

最近の環境は特に、皆大好き《BAKUOOON・ミッツァイル》を使ったデッキが多く、その中でも「シータミッツァイル」と「赤青ミッツァイル」が群を抜いていると思います。

なのでその2つの《BAKUOOON・ミッツァイル》系のデッキにある程度勝率が出せるのがまず大前提と考えました。

それ以外にも現環境では様々なデッキがいます。《BAKUOOON・ミッツァイル》系に安定して勝率が出せることで母数をじわじわ伸ばしてきた青黒やドロマーなどの「ハンデス」系、打点形成が凄まじく爽快感も味わえる「赤単バルガ」も数を伸ばしてきている印象がありました。

ここまでの考察からおおよその母数は先ほど挙げた4つあたりに絞るとして、問題はそれ以外のデッキです。

現環境はTier2とそれ以降のデッキが沢山存在し、それらとの不利マッチアップをも警戒しないといけません。

特に気を付けるべきは「赤白サンマックス」「ジョラゴンジョーカーズ」「アナカラーデッドダムド」「赤青クラッシュ覇道」あたりでしょうか。このあたりのデッキは前環境でトップに君臨していたものばかりで、デッキ自体のポテンシャルと人気があります。

特に「赤白サンマックス」や「赤青クラッシュ覇道」はデッキ自体に人気があることと、メタカードを積むスペースがあることで形を変えつつ環境に残っています。

現環境では「BAKUOOON・ミッツァイル」系のデッキが母数を伸ばしたことにより影を潜めることになりましたが、だからといってCSに0人ということはなかなかないのでこのデッキ達も頭の隅に入れてデッキ選択をすることに。

■デッキ選択

先月から今月上旬にかけて自分自身が使っていたのはTier1でもある「赤青ミッツァイル」でした。

最速3ターンキルという破格な性能を持ち合わせており、理不尽な動きを押し付けることが出来ます。

なにより前日に「ガチヤバ4!無限改造デッキセットDX ジョーのビッグバンGR」が発売したことで、収録されている《ザパンプ》が話題にもあ挙がり構築の幅が広がったと思います。

ですが、それ以上に面白く自分の肌に合うデッキを開催の1週間前に見つけました。

それはDMGP9thで優勝も果たした「カリヤドネループ」です。

自分自身まずループデッキというものが非常に好きで、話題になった時にこのデッキ自体は組んでいましたが、CS自体には持ち込まず違うデッキを使っていました。

使うきっかけとなったのはこのCSの10日前ほどに行われた「オルタナCS」です。

チームメイトの2人が隣で「カリヤドループ」を持ち込むことに決めていました。

このデッキは環境上位である「シータミッツァイル」に対して有利が付いており、それ以外のデッキに対してもループという明確な勝ち筋があるためシールドトリガーの不安などもなく勝つことが出来ます。それをチーム戦の隣で実際に試合を見ていることで自分でも使いたい欲が出てきました。

そしてそう思ってしまってからはすぐに練習でした。

このデッキは低コスト呪文で構成されていることもあり選択肢は多く、相手に合わせて自分の動きを変えていくことも触っていて楽しい点でした。

それと、ループデッキが取っ付きにくいためか関東のCSでは「カリヤドネループ」の使用者は少なく、多くても3~4人という同型の心配も殆どありません。

こういった経緯があり1週間前からCSにて2度使用し、結果は2位が2回。

今回こそ勝ってやろうという気持ちで「カリヤドループ」を握り締めCSに望むことにしました。

■デッキレシピ:カリヤドネループ

4×《ブラッディ・クロス
4×《龍装鬼オブザ08号/終焉の開闢
4×《ア・ストラ・センサー
1×《時を戻す水時計
1×《セイレーン・コンチェルト
1×《スパイラル・ゲート
1×《レスキュー・タイム
4×《ブラッディ・タイフーン
3×《エマージェンシー・タイフーン
1×《ストリーミング・シェイパー
4×《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」
4×《知識と流転と時空の決断
4×《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル
2×《凶鬼90号ゾレーゴ/「大当たり!もう一本!!」
2×《次元の嵐 スコーラー

GRゾーン

2×《甲殻 TS-10
2×《全能ゼンノー
2×《防護の意志ランジェス
2×《バツトラの父
2×《シェイク・シャーク
2×《ポクタマたま


使ったリストはこちら。

基本的にテンプレート構築と言ったところでしょうか。
元々の完成度が高くいじれる箇所があまりないという印象です。

強いて言うなら今回は1枚だけ《時を戻す水時計》を刺しています。

このカードは序盤に相手の軽減系の初動となるクリーチャーをバウンスしたり、《音奏プーンギ》のようなこのデッキの苦手とするメタクリーチャーを退かしてくれます。

なにより1コストということもあり、手打ちした後に残ったマナで《ブラッディ・クロス》や《ア・ストラ・センサー》のようなカードを打てるので除去しつつ自分の動きをすることが出来ます。それ以外にも《次元の嵐 スコーラー》の呪文カウントを稼いでくれたりと使い勝手は良かった印象です。

■勝敗

予選

1回戦 アナカラーデッドダムド 〇
2回戦 赤単ブランド ×
3回戦 4cオールデリート 〇
4回戦 赤青ミッツァイル 〇
5回戦 青黒ハンデス 〇

本戦

1回戦 赤青クラッシュ覇道 〇
2回戦 青緑ジョラゴン 〇
準決勝 赤白サンマックス 〇
決勝 赤単バルガ ×

 

結果・・・2位


惜しくも敗れてしまった決勝戦を振り返っていきたいと思います。

このCSは全て1本先取ということもあり気合の入ったジャンケンにて決勝戦の先攻をもぎ取りました。

しかしこちらの初手は《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》×2、《次元の嵐 スコーラー》《ア・ストラ・センサー》《ブラッディ・クロス》でなんとも微妙な手札だったのを覚えています。1ターン目は《ア・ストラ・センサー》からルーター系を探しに行きましたが、捲れたカードはどれも弱く《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》を回収しました。

色もなく次のターンの動きが無いと思っていましたが、上から《龍装鬼オブザ08号/終焉の開闢》を引けたのでマナに置きつつ《ブラッディ・クロス》を宣言。しかしまたも次の動きがありません。相手はというと2ターン目に何も出さずにターンを終了という、こちらも弱そうな動きに感じました。

3ターン目のドローは《龍装鬼オブザ08号/終焉の開闢》となかなか強そうなドロー。相手の場には何もおらず、1ターン目に回収した《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》を唱えても全く強みが無かったので引いてきた《龍装鬼オブザ08号/終焉の開闢》を唱え、墓地枚数を進めていきます。墓地から回収出来たのは《凶鬼90号ゾレーゴ/「大当たり!もう一本!!」》というなんとも言えないカード。

相手はマナチャージからの《ダチッコ・チュリス》、《DROROOON・バックラスター》で横展開していきます。先攻4ターン目にしてこちらは《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》からの宣言を考えます。相手の「赤単バルガ」というデッキは《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》を擦り抜けることが非常に上手いデッキです。

こちらは悩んだ末に相手が2ターン目に《“必駆”蛮触礼亞》をマナに置いていたことを確認していたので、相手のハンドで同じカードが被っている読みで5コストを宣言しました。しかしこちらの読みは当たらず、4ターン目はまたも《DROROOON・バックラスター》からの横展開でした。

後がなくなったこちらは墓地を溜めつつ相手にターンを返し、6ターン目が返ってくるのを祈りましたが祈りは届かず、相手のプレイした《HAJIKERO・バクチック》からのSAと《“轟轟轟”ブランド》が着地し、トリガー無しでの貫通で決勝が終わりました。

 

■結果

またしても2位という結果で終わりました。

最後の場面では相手の殴り方のお陰で《知識と流転と時空の決断》1枚要求だったのですが、そんな願いも届きませんでした。

優勝できなかったこと自体は本当に悔しいところですが、今回のCSでは本戦にて「青緑ジョラゴン」と「赤白サンマックス」を踏んでいるにもかかわらず決勝まで勝ち上がった自分を褒めてあげようと思います。

このデッキはどちらも「カリヤドネループ」を使っていると厳しい対面で、前者はデッキに難なく採用されている《ポクチンちん》と《アイアン・マンハッタン》が厳しく、後者は《音奏プーンギ》や呪文コストを上げるメタクリーチャーが厳しいです。

しかし今回はどちらの場合もこちらの引きとプレイが噛み合い、勝利をもぎ取るとこが出来ました。

この勢いのまま決勝もシールドトリガーを踏ませることが出来たら良かったんですけど、人生そんな上手くいきませんね。

■反省

ターニングポイントは4ターン目の《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》の宣言だったと思います。

相手のマナ置き的に《“必駆”蛮触礼亞》からの《龍星装者 “B-我”ライザ》プランと予想したのですが、今回相手が取ったのは横展開でジャスキル打点を形成するというものでした。

後から聞いたのですが、ずっと《龍星装者 “B-我”ライザ》は引いておらず、元々そういうゲームプランを取る予定だったみたいなので僕がもう少し相手の考えが読めていればキルターンがズレていた可能性もあり、悔しい結果でした。

「赤単バルガ」というデッキは色々なキルルートがあるため、こちら側としても色々な展開を予想しなければなりません。今回の負けを糧にして次こそは優勝を狙って頑張りたいと思います。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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