こんにちは、dotto(
@22dotton)です。
今回は「タイヨーハイオリーダループ」についての記事になります。
「タイヨーハイオリーダループ」について「弩闘×十王超ファイナルウォーズ!!!」の発売前から研究したのでその過程で得たものを文章でまとめております。
まずはデッキレシピから見ていただきたいと思います。
目次
▪️デッキレシピ
▪️コンセプト
▪️ループ証明方法
▪️タイヨーハイオリーダループについて
▪️没案
▪️別案、《早撃人形マグナム》なしのタイヨーハイオリーダループのレシピ
▪️総括
デッキレシピ
コンセプト
マナが5マナ以上あり《
早撃人形マグナム》がいる状態で《
超救命主タイヨー》を召喚して、攻撃時の「マジボンバー5」の効果で《
音奏ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》をバトルゾーンに送り込み、《
音奏ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》の効果でシールドを増やしながら「GR召喚」を行い、出てきた「GRクリーチャー」を《
早撃人形マグナム》で破壊します。
すると、《
超救命主タイヨー》の効果が発動して「GRクリーチャー」が一時的にシールドゾーンに行ってから「GRゾーン」に戻るため、再度《
音奏ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》の効果で「GR召喚」が行えるので、これを任意の回数繰り返し「GRクリーチャー」の効果を好きな回数使えるようになるループを利用して戦うデッキです。
《
早撃人形マグナム》なしの状態でも100%ではありませんがループに入れるように構築しており、7マナ以上ある状態で《
超救命主タイヨー》と《
音奏ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》を揃えれば《
防羅の意志ベンリーニ》の捲れるタイミング次第でループに入ることができます。
《
ブルンランブル》の自壊先がいる場合は《
白皇鎧の意志ベアスケス》のみ外れなので66%、《
ブルンランブル》の自壊先がいない場合は《
ブルンランブル》も外れになるので33%でループに入ります。
ゲーム序盤に相手にシールドを割られてこちらの手札を増やされた場合は手札を消費しないといけないので《
早撃人形マグナム》を立てる余裕が無く、《
早撃人形マグナム》なしでのループスタートルートを要求されることもあるので注意しましょう。
ループ証明方法
準備
〇5マナ以上
〇バトルゾーンに《
早撃人形マグナム》《
超救命主タイヨー》《
音奏ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》がいる状態で「GR召喚」を行う。
過程
〇6マナ以下の時は《
白皇鎧の意志ベアスケス》と《
アカカゲ・レッドシャドウ》で山札を掘り進めていく。
〇手札やマナゾーンにパーツがある場合は《
防羅の意志ベンリーニ》を使いたいので「S・トリガー」のマナブーストカードを使って7マナで伸ばす必要があるが、マナにパーツが落ちるのが怖い場合は《
未来設計図》でマナに送るカードを調整する。
〇7マナ以上の時は《
白皇鎧の意志ベアスケス》から《
防羅の意志ベンリーニ》に使い回すカードを切り替え、最終的にループで使うパーツ(《
未来設計図》×2、《
コラプス・ウェーブ》、《
[今すぐ]うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?[クリック]》、《
超機動罠デンジャデオン/地獄極楽トラップ黙示録》の計5枚)を山札に送れるように墓地に送りながら山札を圧縮していく。
※画像 未来設計図 コラプスウェーブ 相手の攻撃止めすぎ デンジャデオン
証明
①山札を5枚まで圧縮し、《
未来設計図》で山札のカードの位置を調整する。
②《
未来設計図》Aをプレイした時に山札のカードを
1《
超機動罠 デンジャデオン / 地獄極楽トラップ黙示録》
2《
コラプス・ウェーブ》
3《
[今すぐ]うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?[クリック]》
4《
未来設計図》B
の順番になるように並び替える。
そうすると1,2,3のカードをプレイした後、山札の中で《
未来設計図》B~《
未来設計図》Aが1,2,3のカードを挟んだような状態になります。
③《
未来設計図》Bをプレイして
1《
超機動罠 デンジャデオン / 地獄極楽トラップ黙示録》
2《
コラプス・ウェーブ》
3《
[今すぐ]うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?[クリック]》
4《
未来設計図》A
の順番に並び替え、1,2,3のカードをプレイした後②に戻ります。
最終的に相手のシールドとマナ(+クリーチャー)が全て山札に戻り、あとはダイレクトアタックを決めるだけになります。
注意点と補足
〇《
早撃人形マグナム》なしで進めるループの場合は、7マナスタートなのでそこからマナを伸ばす必要が無いため《
防羅の意志ベンリーニ》と《
アカカゲ・レッドシャドウ》で山札を圧縮してそのままループ証明に入ります。
〇上記のループを応用系として1,2の位置に好きなカードを置くことで任意のカードを使い回すことができます。
〇山札4枚でもループは可能でその場合、1枚ずつ任意のカードを任意の回数処理するループになります。(1or2を省く)
例えば《超機動罠 デンジャデオン / 地獄極楽トラップ黙示録》を任意の回数プレイした後、《
防羅の意志ベンリーニ》でシールドゾーンに置くカードを《
コラプス・ウェーブ》に切り替えることで1枚ずつ処理する形になります。
〇山札のカードをシールドゾーンに送りながらループを行うため、山札と墓地の合計枚数を増やすことはできません。
そのため山札と墓地の合計枚数を1度3枚以下にしてしまうと任意のカードをループできません。
シールドゾーンにカードを残しており、そのカードが山札を消費しない「S・トリガー」の場合は例外で《
アカカゲ・レッドシャドウ》でシールドをブレイクしてそのカードをプレイすることで山札の枚数を回復することができます。
タイヨーハイオリーダループについて
このループは「S・トリガー」を含むクリーチャーもしくは呪文であればなんでも使い回すことができます。
ただし、《
早撃人形マグナム》がいない時のことを考えると「S・トリガー呪文」で固めてしまうのが無難でしょう。
今回の構築ではフィニッシュに使うカードを《
超機動罠 デンジャデオン / 地獄極楽トラップ黙示録》にしてそのサポートカード兼マナ回収カードとして《
コラプス・ウェーブ》を採用していますが、他にもフィニッシュカードとして《
聖闘の精霊龍セイント・カイザー/ライブラ・シールド》や《
アルカディア・スパーク》があります。
どれを使っても大きな問題はありませんがそれぞれ長所と短所があり、一番大きな差だと思っているのは単色か多色かの差です。
デッキの主要カードが多色であり、基本的に引いた多色のカードは手札にキープして動く(1ターン目にマナに置ける多色が少ない)ため、トップで多色のカードを引くとかなり動きづらくなります。
そういった事情から単色カードの方が動きを阻害しづらく使いやすいのです。
フィニッシュカードの次に大事なのがマナ回収カードです。
《
クリスマⅢ》はこのデッキに採用できないのでメインデッキに「S・トリガー」を持っているマナ回収カードを採用する必要がありますが、光・火・自然のカラーリングだとあまり強いマナ回収のカードが無く、何を採用しても良いと思いますがこれもフィニッシュカード同様になるべく単色カードの方が良いでしょう。
多色を許容できるなら《
審絆の彩り喜望/キーボード・アクセス》がおすすめですが、単色カードだと《
コクーン・シャナバガン》が比較的使いやすいと思います。
没案
ループの過程で「GRクリーチャー」の効果を任意の回数使えるため《
ダダダチッコ・ダッチー》を採用して山札からフィニッシャーを呼び出して勝利する案がありましたが、引いてしまったフィニッシャーを山札に戻すのに手間と枠をかなり食ってしまうので没に。
ボトムの調整ができるのでうまく使えば《
[今すぐ]うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?[クリック]》1枚で山札回復し続けることができますが、《
ダダダチッコ・ダッチー》を採用するよりも《
早撃人形マグナム》なしでのループ開始パターンの確率を上げるために《
ブルンランブル》を採用した方が良いでしょう。
《
マッスル・ポテト》や《
イルフィン・ザ・シルバー/メラメラ・チェイン》で手札を消費するの自体は胡散臭い動きで面白いんですけどね。
別案、《早撃人形マグナム》なしのタイヨーハイオリーダループのレシピ
上記のレシピは《
早撃人形マグナム》なしの型になります。
必要なパーツ数が減って一見良いように見えますが、伸ばさなければいけないマナ域が伸びている影響でブーストにデッキの比重を置かないといけなくなっており、相手の動きに対する妨害が手薄になっています。
そして《
ブルンランブル》が自壊できない場合はループに入るのが不確定な構築なので、相手に警戒されて自壊先を用意してもらえないことも発生しうるのがネックです。
《
爆龍皇ダイナボルト》で一気に《
超救命主タイヨー》と《
音奏ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》を揃えられる可能性があるのはこの構築の魅力ですね。
総括
「タイヨーハイオリーダループ」の弱点はメタカードに対して影響を受けやすい点です。
《
異端流しオニカマス》や《
奇石ミクセル/ジャミング・チャフ》の上面等のようなメタクリーチャーの効果はあまり効きません。
ですが、《
希望のジョー星》や《
DG-パルテノン?龍の創り出される地?》のようなメタカードはかなり刺さってしまいます。
メタカードのメタカードにアクセスしやすいように対抗策は打ってありますが、きついものはきついです。
その点が尾を引いているものの、デッキに採用されているカード1枚1枚自体は強いので対面によっては最悪メタビートとしてシフトチェンジできるのは強みでしょう。
だからといって一線級のデッキかというとそういう訳ではありませんが、ループの始動自体は遅くないので面白いデッキタイプだと思いました。
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