デュエルマスターズ │ デッキ紹介 │ dotto【青黒退化】

こんにちは、dotto(@22dotton)です。

今回もオリジナルレギュレーションに対応したデッキの紹介です。

紹介させていただくデッキは「青黒退化」(「青黒落城」)です。

7年前から存在しているデッキタイプで、当初は《センジュ・スプラッシュ》で進化クリーチャーを剥がすデッキでしたが、その1年後には《龍脈術落城の計》の登場で大幅に強化された経緯があります。

センジュ・スプラッシュ》の5枚目以降で入っていた《シャドーウェーブ・サイクロン》なんかは存在自体忘れられてそうですね。

デッキの変更履歴を見て少し懐かしくなってしまいました。

余談が長くなりましたがデッキレシピの紹介に入らせていただきます。

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■デッキ : 青黒退化

青黒退化
デッキリスト
4 x 《異端流しオニカマス
4 x 《罪無ドロキオ垓
4 x 《龍脈術落城の計
1 x 《堕呪エアヴォ
4 x 《死神術士デスマーチ
2 x 《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー
4 x 《奈落の葬儀人デス・シュテロン
4 x 《無限皇帝の顕現
2 x 《問2ノロンアップ
2 x 《戯具ドゥゲンダ
4 x 《戦略のD・Hアツト
1 x 《罪無ジョイダム垓
4 x 《∞龍ゲンムエンペラー

・デッキ内情報

1コスト:4
2コスト:18
3コスト:4
4コスト:1
5コスト:1
6コスト:4
9コスト:4
∞コスト:4
水文明:26
闇文明:27
—–
墓地肥やし:12

墓地進化:6
剥がすカード:5
踏み倒し先:8
S・トリガー:9

■コンセプト

冒頭でも少し述べましたが、《死神術士デスマーチ》等の「墓地進化クリーチャー」を《奈落の葬儀人デス・シュテロン》や《∞龍ゲンムエンペラー》を進化元にしながらバトルゾーンに出し、その後に「墓地進化クリーチャー」を《龍脈術落城の計》で剥がして進化元として使用した大型クリーチャーをバトルゾーンに登場させるコンボデッキです。

■構築における特徴

墓地肥やしとリアニメイトを兼ねた優秀な呪文の《無限皇帝の顕現》を採用しているので、蘇生できる小型クリーチャーを優先的に採用し、墓地肥やし呪文としてメジャーな《エマージェンシー・タイフーン》や《サイバー・チューン》は不採用にしています。

そのため盤面に打点が並びやすく、場合によって相手のシールドを刻むプレイや《∞龍ゲンムエンペラー》を「ムゲンクライム」で出すことも可能になっています。

ネックになるのは墓地を肥やすプレイで手札を消費してしまう点。

安易に手札のカードをマナに置いていると手札が無くなってしまうため、コンボの成立が見込めない場合はマナにカードを置かないプレイも必要になります。

このデッキタイプでは定番の「S・トリガー」である《終末の時計ザ・クロック》を不採用にしているのはターンが返ってきて勝てるカード、もしくはバトルゾーンをどうにかしてくれるカードが入っていないからです。

ワンショットを決めてくれる《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》やアドバンスで採用可能な《滅亡の起源零無/零龍》があるなら《終末の時計ザ・クロック》で得られるターンを活かすプレイ・道筋に価値を見出すことができますが、この構築ではただターンが返ってきただけでは特になにかできるわけでもないので、《∞龍ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状態で殴り負けしにくくなり、「ムゲンクライム」でバトルゾーンに出すこともできる《罪無ドロキオ垓》を採用しています。

異端流しオニカマス》は環境で多い「革命チェンジ」、「侵略」に対するメタカード枠になります。

■採用候補カード

世紀末ヘヴィ・デス・メタル

墓地退化において即ワンショットを決めることができる唯一無二のカード。

ガードの薄いデッキや受け方に癖があるデッキ相手には強いです。

とはいえ最速killターンは4ターンなので速さがあるわけではありません。

役割を遂行したい相手に序盤に引くことが求められるフィニッシャーなので、1,2枚採用するというのは個人的にはなしです。

都合が良い時だけ強いカードは基本的に扱いにくく、事故要因になりやすいのでデッキが弱くなるだけだと思います。

採用するなら3枚以上採用して構築を寄せましょう。

不死の墓守シヴァンリンネ

奈落の葬儀人デス・シュテロン》を「フシギバース」の対象として使用します。

相手の盤面と手札を空にした状態でこちらの盤面に4コスト以下のクリーチャーを並べた状態を作れる面白いカードです。

コンボを決めた後はそのまま殴り切るか、「ムゲンクライム」の戦略を使用して詰めて行く展開になります。

「チーム零」のカード(「ムゲンクライム」)

ここまで見て頂いた方ならなんとなく感じたかもしれませんが、このデッキタイプは「ムゲンクライム」と相性が良いです。

そのため、コンボパーツを最低限にした「ムゲンクライム」に寄せた構築も面白いと思います。

採用候補に挙がるのはリソースが稼げる《戯具ザンボロン》、《罪無ミズゲム垓》、《罪無ウォダラ垓》。

リカバリーが容易になる《罪無ビカビカ兆》、《罪無ターボ兆》。

盤面に触れる《罪無ビコハン極》あたりでしょう。

■まとめ

コンボデッキなのでコンボが決まらなかった時の動きは少し貧弱ですが、相手への干渉能力が高いこともあり、コンボが決まった時の爽快感はなかなかのデッキです。

デッキの軸がある程度決まってはいるものの、サブウエポンやアプローチに多様性が持たせやすい面白いデッキタイプなので参考にしていただければと思います。


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