デュエルマスターズ │ CSレポート │ dotto【第39回竜のしっぽDMCS】
こんにちは、dotto(@22dotton)です。
今回は1月25日に参加した2ブロック限定レギュレーションで行われた「第39回竜のしっぽDMCS」のレポになります。
この日は午前中に「高槻CS」に参加していましたが、そのCSで1回戦負け+不戦勝+下階段のトリプルコンボを食らってしまい、ポイントが手に入らないと早々に見切りをつけてドロップしてから梅田に移動しました。
この日はドロップしていたことで時間に余裕がありましたので、特別気にする必要もありませんでしたが「高槻CS」⇒「竜のしっぽCS」の時間ギリギリで移動することが求められるダブルヘッダーにはちょっとしたコツがあります(関西勢、遠征勢限定向けの話になります)。
所要時間は最短約30分、阪急高槻市駅14時01分発の特急電車に乗れば間に合うわけですが高槻市駅で最初に乗る車両の位置が重要!
ここで乗るべき車両は進行方向(大阪梅田・天下茶屋方面)の先頭車両ではなく、最後尾の車両。
高槻市駅で最後尾の車両に乗っていれば梅田駅に着いた後、一番近くの改札に降りるための階段を利用すると茶屋町口改札口から出ることができます。
この改札口から出てしまえば信号を渡って一直線の最短距離でCS会場まで向かえるわけです。
逆に先頭車両に乗ったうえでその際近くにある3階改札口から出るとまず遅刻します。気をつけようね☆
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■環境の分析
通常も2ブロックも大きく環境は変わりません。
環境の軸になるデッキは「青黒赤緑ドッカンデイヤー」と「シータバーンメア」の2つです。
デッキの強さもさることながら構築の自由度が高く、動きの幅が広いためユーザー受けが良く、人気が高いと言えます。
1番強いデッキが母数NO.1で無いときもありますが、現時点ではこの2強のデッキタイプが強さも人気もNO.1を争っているという認識で問題ないでしょう。
最近はこれらに対抗するために2ブロック環境でも《生命と大地と轟破の決断》を使用したデッキが上位に散見され、先ほど挙げた「青黒赤緑ドッカンデイヤー」と「青赤緑シータバーンメア」よりも早くフィニッシュすることを目指したデッキが目立ってきていました。
しかし、《生命と大地と轟破の決断》を使用したデッキは《ラ・ズーネヨマ・パンツァー/逆転のオーロラ》を採用していることから大体予測がつく通り受けが弱く、少し刻まれると動きに大きな制限をかけられてしまうという弱点があります。
その他の「ドラガンザーク」や「赤単バルガ」もスピードに比重が偏り、ガードが薄くなっている傾向があったので比較的殴り合いに強く、4ターン以内にフィニッシュできる「赤青覇道」を選択することにしました。
通常環境と異なり、《奇天烈シャッフ》等のメタカードがカードプールにないのも追い風となって扱いやすくなっています。
■デッキレシピ:「2ブロック赤青覇道」
4 x 《貪欲な若魔導士 ミノミー》
4 x 《終末の時計ザ・クロック》
4 x 《ドンドン吸い込むナウ》
4 x 《*/弐幻サンドロニア/*》
4 x 《花美師ハナコ》
1 x 《“轟轟轟”ブランド》
3 x 《龍装者バルチュリス》
4 x 《勝利龍装クラッシュ”覇道”》
4 x 《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》
4 x 《MANGANO-CASTLE!》
4 x 《“必駆”蛮触礼亞》
2 x 《全能ゼンノー》
2 x 《鋼ド級ダテンクウェールB》
2 x 《超Ω級 ダルタニックB》
2 x 《無限合体 ダンダルダBB》
2 x 《ドドド・ドーピードープ》
2 x 《グッドルッキン・ブラボー》
デッキレシピはエリア代表決定戦関西大会Bブロック準優勝のひちこ選手が使っていたレシピと同様のものです。
ガードは最低限に抑え、《勝利龍装クラッシュ”覇道”》+《“必駆”蛮触礼亞》が揃わなくても4ターン以内にフィニッシュすることに重点を置いたレシピが最適と考えていたので特に構築を変える必要がありませんでした。
私自身、エリア代表決定戦関西大会に向けて調整している12月の頭頃、「赤青覇道」に少し注目していたので調整していました。
その時はポテンシャルがあるのはわかっていたものの「赤単バルガ」と「赤青ミッツァイル」の存在が気になり、ガードを抑える勇気がなかったので《花美師ハナコ》の採用にも踏み切れず、手札に干渉してくるデッキが増える可能性があったため使用するまでには至りませんでした。
しかしその際の大会当日、自分自身の対戦が終わった後に「赤青覇道の使用者がいて決勝まで残っている」とギャラリーに聞いた時は大変驚きました。
■勝敗
(予選)
ドロマーハンデス(後攻)〇
赤単速攻(先攻)〇
ジョーカーズ(先攻)〇
シータバーンメア(先攻)〇
ネイチャーループ(先攻)〇
(本戦)
シード
赤緑ジョーカーズ(先攻)〇
青黒赤緑ドッカンデイヤー(後攻)×
赤単速攻(後攻)〇
■結果
成績は4位
この日は終始引きが強く、1回戦目の後攻を取った試合でいきなり
《“轟轟轟”ブランド》
《勝利龍装クラッシュ”覇道”》
《“必駆”蛮触礼亞》
《MANGANO-CASTLE!》×2
という内容が揃ってしまう。
役満・・・ロイヤルストレートフラッシュ・・・心の中で
「引き強すぎだろこいつ・・・」
と自分自身に突っ込んでいたら《ウォズレックの審問》を相手にプレイされ、決して落とされることのない最強の手札を相手にも確認され思わず両者苦笑い。
予選の内訳は3killが3回、4killが2回、3ターン目に《勝利龍装クラッシュ”覇道”》+《“必駆”蛮触礼亞》が揃ったのが4回でした。
本戦1回戦目も《貪欲な若魔導士 ミノミー》⇒《勝利龍装クラッシュ”覇道”》+《“必駆”蛮触礼亞》+《“轟轟轟”ブランド》で突破してしまう。
俺の知っている「赤青覇道」と違う!これはいつも俺を倒している「赤青覇道」・・・?!
今シーズンはベスト8で幾度となく「赤青覇道」に3killを食らってきていたのでそう思わざるを得ません。
そしてこの時点で残っているベスト4のデッキタイプは
「青黒赤緑ドッカンデイヤー」×2
「赤単速攻」
「赤青覇道」
という分布。
「青黒赤緑ドッカンデイヤー」を使っている2人のレシピはどちらかと言えばシンプルな構築で受けをそれなりに取っているような形。あまりやりたい対面ではないですが特別不利という訳でもありません。
準決勝の手札は後攻4killを狙える手札で決して弱くありませんでしたが、
(なんなら4ターン目から盤面に並んでいる2体+《勝利龍装クラッシュ”覇道”》+《“必駆”蛮触礼亞》で仕掛け、《MANGANO-CASTLE!》+《“轟轟轟”ブランド》で追撃ができるぐらいは強かった)
先攻4ターン目のアクションが繋がりに繋がりそのまま終わってしまいました。
3決に関してもじゃんけんに負けてしまい、盾に《終末の時計ザ・クロック》があるかないかの試合で敗れてしまったので致し方ない内容です。
敗れはしたものの3killできる手札だったので折角の幸運をドブに捨てたような少し勿体ない試合が続いてしまいました。
■反省
引きが極端に強かったため答え合わせがやや難しい内容ですが、敗北の原因が先攻と後攻の差だっただけなのと、ガードを落としスピードを上げたデッキにそれなりに当たったことを考えると「赤青覇道」とう選択に大きな問題はなかったと思います。
これが「青黒赤緑ドッカンデイヤー」と「シータバーンメア」等のスピードと同等のデッキを使っていると予選では先攻を取れた試合が多かったとは言えまた違った結果になったことが容易に想像できます。
この日は確認した感じでは64人規模のCSで「青黒赤緑ドッカンデイヤー」と「シータバーンメア」だけで分布の5割以上を占めており、残りの5割程度でその他のデッキタイプが散らばっているような環境でした。
分布について「青黒赤緑ドッカンデイヤー」と「シータバーンメア」の母数が多いのは予想通りでしたが、「ネイチャー系統」のデッキタイプがその他のデッキタイプと一纏めしてもいいぐらいには少なかったという点が少し予想外ではありました。
上位にも「ネイチャー系統」は何人かいましたが欲を言えばもう少し「青黒赤緑ドッカンデイヤー」と「シータバーンメア」を蹂躙してくれるぐらい残ってくれていれば嬉しかったです。
ほとんどは「青黒赤緑ドッカンデイヤー」と「シータバーンメア」に負けていたのでレシピを見ていないためわかりませんが「ネイチャー系統」に勝てるように何か対策がされていたのかもしれません。