CSレポート │ しの【2019年5月1週】

今回はしのさんからラッシュメディアにCSレポートを寄稿いただきました。


はじめに

Cradrush Prosとして活動している
しの(Ryo Shinomoto)です。
今回は5月3日と5月6日に開催されたCSのレポートについてご報告したいと思います。
デッキにつきましては前回記事と同様に【インフェルノイド】を使用し、5/3のまきようCSでは個人戦績5-2-1、チーム戦績6-2でベスト4、5/6の足立CSでは個人3-0-1、チーム戦績3-1で予選落ちという結果となりました。
では、今回の戦績や環境ついて振り返っていきたいと思います。

※記事内紹介のカードはカード名のリンク、記事末尾の
バナーをクリックで通販サイトへアクセスできます
通販サイト(https://www.cardrush.jp/)

デッキ選択理由

前回記事でも述べましたが、続けて使用している【インフェルノイド】のデッキ選択理由をもう一度振り返っていきたいと思います。
現環境ではエクストラモンスターをフィールドに出しつつ戦うデッキが大半を占め、逆にエクストラモンスターを出さずに戦えるデッキは一握りと言えるでしょう。
その中で、相手にのみエクストラモンスターが出されている事が大きなメリットに繋がる煉獄の虚夢を使用できる【インフェルノイド】に注目しました。

そして、このデッキを選択した大きな理由がこのデッキは先攻、後攻のどちらも強くバランスが取れていることです。

・・先行の場合

先攻では煉獄の狂宴という非常に強力なカードが存在します。
今までの【インフェルノイド】は安定してこのカードの発動を狙う事が難しく、先攻を取るメリットが低い状態でした。しかし、現在は悪魔嬢リリスの存在により煉獄の狂宴とその発動に必要な「煉獄」魔法・罠カードのどちらにもアクセスしやすくなった為、安定感が今までと比べものにならない程に高くなりました

更に先攻での強さが向上した要因として闇黒世界シャドウディストピアの存在によりインフェルノイドモンスターの殆どがフリーチェーンの除去効果を持つことが可能となったことがあります。

・・後攻の場合

後攻では先程述べた煉獄の虚夢魔鍾洞の存在をうまく利用します。
相手の先行展開に対して煉獄の虚夢の発動を通すことのできる算段が整えばもちろん通しに行き、難しい状況や、そもそもエクストラモンスターを出さないように相手が立ち回る場合、魔鍾洞を使用し自分の通したい動きが通せる状況になるまで手札を整えます
このデッキで使用する魔鍾洞メタバースによるフィールド魔法の張替えや、インフェルノイドティエラの効果によって墓地に送られた旧神ヌトスの破壊効果により解除する等方法も多くある為、自らの首を絞めるような事も少ないです。

メタ分布の推測

現環境におけるシェアNo.1は【転生炎獣】【オルフェゴール】であり、それに【サンダードラゴン】【閃刀姫】【オルターガイスト】が続く形になっていると考えています。
現環境は先攻時の圧倒的な支配力のあるデッキが少なく、過去の環境と比べてもそこまでスピード感が無いと感じており、様々なデッキにチャンスがあると思われます
また、ここ最近のパックに収録されている罠カードは非常に強力なものが多く、例としてはセンサー万別大捕り物が挙げられます。
これらカードの登場により罠主体のデッキである【サブテラー】が入賞をしていることから罠カードを主体として使用する他のデッキも台頭してくるのではないかと考えられます。

実際の環境

下記が今回出場した2つのCS決勝トーナメントの分布です。
・5/3まきようCS 8チーム(24人)

【転生炎獣】5
【閃刀姫】4
【サンダードラゴン】4
【オルターガイスト】4
【オルフェゴール】3
【魔術師】2
【インフェルノイド】2

・5/6足立CS 16チーム(48人)

【転生炎獣】11
【オルフェゴール】8
【オルターガイスト】6
【サンダードラゴン】6
【インフェルノイド】5
【閃刀姫】4
【サブテラー】3
【セフィラ】2
【魔術師】2
【ジャンド】1

このようになっており、総合してみると
シェア1位が【転生炎獣】2位が【オルフェゴール】3位が【サンダードラゴン】、【オルターガイスト】でした。
概ね推測通りの結果となり、デッキ選択と採用カードの配分には問題なかったかと思われます。

■各デッキとの相性

上記に挙げた環境トップシェアのデッキ達とこのデッキとの相性をわかりやすく1~5段階で評価していこうと思います。(数字が大きければ相性が良く、勝ちやすい相手)

【転生炎獣】

5:墓地を多用し、墓地に送られたカードが非常に重要であることから、煉獄の狂宴の発動が通ることで墓地を除外できるインフェルノイドモンスターすべてが妨害として働く為非常に有利です。
更にエクストラモンスターを召喚しなければ本来のポテンシャルを全く発揮できないデッキである為、煉獄の虚夢を回避することが非常に困難というところもポイントの1つです。

【オルフェゴール】

5:こちらも上記【転生炎獣】と同様に墓地を多用し、エクストラモンスターを召喚しなければいけないというところが大きな理由です。

【サンダードラゴン】

4:【サンダードラゴン】の強みである超雷龍サンダードラゴンはこのデッキに対して殆ど効果は無く、融合モンスターを召喚しながら戦う為、煉獄の虚夢を回避することは難しいです。
雷神龍サンダードラゴンを召喚することで少しは回避を望めますが、インフェルノイドデカトロンの存在を考慮すると妨害としての質は低いと考えられます。

更に闇黒世界シャドウディストピアを発動してしまえば、超雷龍サンダードラゴン雷神龍サンダードラゴンの持つ強力な戦闘、効果破壊耐性が無意味なものとなります。
しかし、逆に言うと融合モンスターの持つ戦闘、効果破壊耐性は闇黒世界シャドウディストピアが無ければ突破に時間がかかる為、この評価となります。

【オルターガイスト】

1:数少ない苦手なデッキです。
何故なら【オルターガイスト】はエクストラモンスターに頼らなくてもある程度のデッキのポテンシャルを発揮できることから煉獄の虚夢を簡単に回避できるからです。

更に最も大きな苦手とされるポイントはオルターガイストメリュシークの存在です。
このカードの存在により、こちらが先攻で煉獄の狂宴の発動条件を満たしていてもオルターガイストメリュシークに対して妨害としての意味をなさないからです。
また、他デッキに対して非常に有効な魔鍾洞が有効でないことも苦手とされるポイントの1つです。

プレイングのコツ

メイン戦でのこのデッキは先攻を取り、煉獄の狂宴の発動を最優先で狙います。
そして、余裕があれば2枚目の煉獄の狂宴を用意したり、【サンダードラゴン】などと対面した際には積極的に闇黒世界シャドウディストピアの発動も同時に狙っていきます。
そして重要なのは煉獄の狂宴をいつ発動するかです。

相手のデッキ、状況、流行りの対策カードなどにより大きくタイミングは異なりますが、もっとも裏目が大きく、自分ならあまり行わないプレイはスタンバイフェイズに煉獄の狂宴を発動することです。
何故なら、相手に戦闘を行われ、こちらのインフェルノイドモンスターが一方的に破壊されてしまうのはあまりに勿体ないからです。
なるべくなら煉獄の狂宴は妨害として使用するのではなく、インフェルノイドモンスターを大量に展開し、相手の動きを見た後に対処するイメージ
で使用してみてください。

インフェルノイドデカトロン以外のインフェルノイドモンスターは召喚する為に多くのリソースを使ってしまう為、1度フィールドに召喚されたインフェルノイドモンスターは非常に大事に使用しなくてはなりません。
その為、少なくとも相手がバトルフェイズを通過した時点か、相手の墓地へ展開札やリソースが落とされるまで煉獄の狂宴の発動は待つことをオススメします。

しかしこれはもちろん原則であって、実際には状況次第で臨機応変にプレイしなくてはなりません
例えば、煉獄の狂宴を発動でき、闇黒世界シャドウディストピアも発動でき、相手の墓地にカードが1枚以上ある条件が達成できるのであれば、バトルフェイズ前に発動すれば圧倒的に試合を有利に進められるでしょう。

今後のメタはどう回っていくか

二日間のCSの結果、両日共に1位2位のチーム内分布には【転生炎獣】が圧倒的に多く、その為【転生炎獣】は今後もシェアの数を減らさず、環境トップとして君臨し続けると考えられます。
この結果は数週間前から変わっておらず、今回の結果によって特別メタの回転が大きくなることは無いと思われますが、最近【インフェルノイド】の決勝トーナメント進出率が上がってきているように感じます。

僕自身、環境を変える程のパワーを持つ新たなカードが発売されない限り、おそらく続けて【インフェルノイド】を使用すると思います。

最後に

またしてもベスト4という結果でしたが、デッキの完成度は日々向上しており、構築とプレイングを伝えた友達は準優勝を果たしていました。
次回の大会は少し先になってしまいますが、それまでには更に練度を上げ、より良い結果をご報告できたらと思います!


記事内で紹介したカードはカードラッシュ通販店で販売中です
↓クリックで通販サイトへ↓

関連記事一覧